【翻訳】私は未来から来たタイムトラベラーです。あなたたちがしていることをやめるよう頼みに来ました。
これは実際に2013年、Luka Magnottaという人物が海外の掲示板Redditに投稿した文章です。
https://www.reddit.com/r/Bitcoin/comments/1lfobc/i_am_a_timetraveler_from_the_future_here_to_beg/
私は未来から来たタイムトラベラーです。あなたたちがしていることをやめるよう頼みに来ました。
2013年8月31日 Luka Magnotta
私は2025年からこのメッセージを送っています。状況は非常に深刻で、あなたたちの中には手を血で染めることになる人もいるでしょう。
私のことを信じられないなら、そのまま帰ってくれても構いません。なぜなら私が本物だと証明する方法はないのですから。
あなたの時間を無駄にしたくないので、ただ何が起きたのかだけを説明します。
毎年平均して、ビットコインの価値は約10倍になってきました。2010年の0.1ドルから、2011年の1ドル、2012年の10ドル、2013年の100ドル。
ここからはやや減速して2015年に1,000ドル、2017年に1万ドル、2019年に10万ドル、2021年に100万ドルと、2年ごとに10倍ずつ価値が増えていきました。
これ以降ドルはもはや使用されておらず中央銀行も通貨を発行していないため、価値をドルで表現する方法はありません。現代における富の形態は大きく分けて2つあります。土地とビットコインです。
現在、世界にあるビットコインはわずか1,900万枚で、うち数十万枚は既に永久に失われています。そしてこれを70億人以上の人々で分け合っています。つまり、平均すると1人あたり0.003ビットコイン未満しか持てないということです。しかし、私の世界では富の分配が不平等なため、普通の人はわずか0.001ビットコインしか持っていません。そうです、今これを読んでいる(2013年のreddit、bitcoinカテゴリにいる)みなさんは、ほとんどがお金持ちなのです。
これは個人的な話なのですが、私は腹立たしい男の家の隣に住んでいます。彼は2年前の2023年に、昔使っていたredditのアカウントにログインし、0.01ビットコインの投げ銭を受け取っていたことを発見しました。2013年、彼が16歳だった頃に、誰かを「ホモ野郎」と言ったことで誰かから投げ銭を受け取っていたのです。彼はこの発見をしてすぐに、誰にも何も言わずに航空券を購入し、家を出て城塞に行きました。
城塞?と思うかもしれません。ビットコインの価値が1,000ドルになる頃までには「ビットコイン長者」の財産と身を守るためのサービスが登場し始めました。最初は高価な金庫に始まり、次にボディーガード。そして現在では「アーリーズ(初期投資家)」や「変革期」を乗り切った富裕層は「城塞」と呼ばれる隔絶された閉鎖都市に住むようになりました。そこではほとんどの仕事が機械化し自動で行われています。こうした城塞の多くはビットコインのマイニングマシンが置かれている場所を守るための要塞化が始まりです。あなたが知っているASICマイナーの会社というのは、私にとってフリードマン氏が王として統治する都市のことなのです。
私の世界ではほとんどの政府はもはや存在しません。ビットコインの取引は匿名で行われるため、ほとんどの政府は国民から徴税することができないからです。あなたの世界もすぐにそうなります。ビットコインの成功の理由のほとんどは、個人が政府から財産を隠すのにビットコインが有効な方法だった、という事実が判明したからです。政府は、ルクセンブルク、モナコ、リヒテンシュタインのような「ならず者国家」に入国する人々をドローンで監視し、誰が財産を隠し持っているかを確実に把握していました。しかし、人々が自らのお金をビットコインで隠すことを阻止する手段はありませんでした。
政府はビットコインを買うことで社会での存在感を保とうとしました。結果、それはむしろビットコインの価値を高めることになり問題をさらに悪化させただけでした。もちろん政府はこれらを秘密裏に行いました。ところが、この時代の「スノーデン」たちの正体は強欲な公務員でした。彼らはビットコインを自分の個人口座に移し、お金さえ出せば何も問われない無政府状態の場所に逃げ込んでしまったのです。
なお、ビットコインの残高が最も多いのは以下の4つの機関であるとされています。
-ASICマイナー - 50,000 BTC
-IMFの「通貨安定基金」 - 70,000 BTC
-サウジアラビア政府 - 110,000 BTC
-北朝鮮政府 - 180,000 BTC
現在の経済成長率は年率で-2%程度です。これはなぜでしょうか?もしあなたが0.01ビットコイン以上持っているなら、おそらくその資金を何かに投資することはないはずです。ビットコインはインフレしないので、投資する動機がないのです。財産が金(ゴールド)で測られていた中世の時代、目立った経済成長はありませんでした。そして、0.01ビットコインあれば一生暮らせることを知っている現代の私たちの社会も、経済成長はないのです。今はまだ、新しいビットコインが採掘されているという事実だけが、私たちの世界の崩壊を防いでいるようです。しかし、次の採掘量半減によるインフレの減少が、我々の経済をますます破壊してしまうのではないかと人々は恐れています。
(初期ビットコイン投資家である)双子のウィンクルボス兄弟はどうなったのでしょうか?ウィンクルボス兄弟は真っ先に亡くなりました。社会全体に甚大な被害が及んで以降、ビットコインの大量保有者とされる人物や、開発に何らかの関与があったと思われる人物を殺害するテロ事件が勃発しました。ところが皮肉なことに、これらのテロ組織が資金調達を匿名で行うために使ったのはビットコインでした。
ビットコイン大量保有者の多くは身分を変えざるを得ませんでした。もはや家族とも話せず、友人も失いました。ビットコインを持っていた人々の中には、既存の懐疑的な投資家たちに起こったことを見て罪悪感に耐えられず自殺した人もいます。既存の懐疑的な投資家たちとは、政府がビットコインを購入しているという噂を聞いてもなお、それが最終的に崩壊すると信じ続けた懐疑的な人々のことです。また、多くの人が人質となり監禁されたことから、現在の25%程度の「ビットコイン長者」は実際は誰かを肉体的に拷問し、パスワードを吐かせたのではないかという疑いがあります。
なぜ私たちはビットコインを捨て、他のシステムに移行しなかったのでしょうか?もちろんそうしようとしました。インフレ型の暗号通貨に移行しようとしました。しかし、IQが70以上の人は誰も自ら進んでボランティアになろうとしませんでした。結局のところ、価値が下がり続けることがわかっている通貨になぜ自ら進んで大金を投じるのか、ということです。ビットコインがこれほどまでに社会にとって危険であるその理由が、同時にビットコインを成功させた理由でもあります。ビットコインは私たちが欲望に身を任せることを肯定してしまうのです。
調査によると、アフリカでは推定70%の人がビットコインは悪魔が発明したものだと信じているそうです。これには理由があります。それは現代ではいわゆる「悲劇」と呼ばれる、非常にデリケートな話題です。アフリカ連合は国民がビットコインに乗り換えられるようにするための壮大な計画を立てていました。政府は国民に政府IDと紐づいた携帯電話を無料で支給し、経済にビットコインを組み込もうとしたのです。すべてがうまくいっていました、「悲劇」が起こるまでは。
ロシアに拠点があると思われる犯罪組織が、政府支給の携帯電話のハードウェアの欠陥を突いたのです。これにより48時間以内にアフリカ大陸全体の富の60%が失われたと言われています。その後は混乱と内戦が続きました。しかし世界の主要な超大国の2つであり、その独裁的政治体制によって「ビットコインの試練」に対応できたサウジアラビア政府と北朝鮮政府によって、アフリカの領土の大部分は分割統治されることになりました。しかもそれによってその2つの大国は現地のアフリカの人々からヒーローとして賞賛されることになったのです。
それで、何か今後の計画はあるのか?とあなたは考えているかもしれません。
まず間違いなく現状維持は核戦争という結末を迎えます。これは明らかです。私は地下組織のメンバーで、私たちはインターネットのインフラそのものを一斉に攻撃しようと計画しています。約20隻の原子力潜水艦を保有していて、これを使って各大陸間を結ぶ海底ケーブルを全て切断する予定です。これが成功したあと、世界中の人口密集地に一斉核パルス攻撃を仕掛けるつもりです。そして、この混乱で世界中の人々が反乱を起こし、可能な限り多くのコンピュータを破壊するはずです。ビットコインが何の価値も持たなくなるまで。その結末を私たちは信じています。もちろんその結果、何十億人もの死者が出るでしょう。しかしこれは、私たちが支払わなければならない代償なのです。全人類が極少数の支配者たちに永遠に奴隷にされないために。
これが、私たちがあなたたちに話をした理由でもあります。
こんな思いをする必要はないのです。私たちと同じ運命を歩む必要はありません。どうすればいいのかは分かりませんが、初期段階の内にこの恐ろしいプロジェクトを破壊する方法を見つけなくてはなりません。これが難しい頼みということは分かっています。なぜならあなたは経済を支配する中央銀行カルテルをなくせば、世界が救えると信じていたのですから。
しかしそれがどんな結末を迎えるのか。私はもう見てきたのです。
翻訳参考:
https://bitsen.co.jp/future-bitcoiner/https://www.cryptobloger.com/entry/2017-10-20-021710
翻訳AI: https://www.deepl.com/
画像生成AI: https://www.midjourney.com/
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