イチジクで一杯

イチジクで一杯

みなさんこんにちは。先日、私の両親が知人からこんな物を頂いてきました。

・・・決して腐りかけた玉葱じゃないですよ(笑)。そうです、これはイチジクなんです!イチジクには、夏(6月~8月頃)に旬を迎える種類と秋(8月~11月頃)に旬を迎える種類の2つがあるそうですが、おそらくこれは時期的に見ても秋に旬を迎える種類だと思われます。

見た目からもわかるようにかなり熟していて、触った感じもかなり柔らかい!さっそく切ってみると・・・

美味しそうな断面です!試しに一口食べてみると、甘くてトロトロの食感がたまらない!これは今日の食後のデザートにでも・・・と思ったのですが、なぜかこういう時に悪知恵が働いてしまう(笑)。すぐに冷蔵庫の中を見てみると・・・

ありました!生ハムです!と言う事は、当然・・・

巻いちゃうわけです(笑)。いわゆる生ハムメロンの応用で、生ハムイチジクの完成!さらに冷蔵庫を探してみると・・・

ありました!キリのクリームチーズ!と言う事は、やはりこれも・・・

イチジクと一緒に生ハムで巻いちゃうわけです(笑)。そして、気が付けばデザートのはずがあっと言う間に・・・

立派なお酒のアテに早変わり(笑)。右下のは、そのままのサイズのクリームチーズを豪快に巻いた自信作です(というかズボラなだけですが(笑))。さて、こうなってくると、このアテに合うお酒を探さなければいけないのですが、今回はイチジクに焦点を絞って考えてみました。そして、思い付いたワインがこちら!

イタリアのジョヴァンニ・ロッソが造る「ランゲ・ネッビオーロ 2017」!

これは、イタリアを代表するワイン「バローロ」や「バルバレスコ」と同じ産地で、同じブドウ品種「ネッビオーロ」から造られるワインです。なぜこれを選んだのかと言うと、やはり生ハムと言えばイタリアのイメージがあったから・・・ではなくて(笑)、このネッビオーロと言う品種にはイチジクのようなニュアンスがあるからです。

まあ、実際には5年も熟成しているので、フレッシュと言うよりはドライイチジクの方が近いニュアンスなのですが、さすがにドライイチジクになるまでは待てないのでこのままペアリング(笑)。

生ハムのねっとりとした旨味と塩味に、イチジクのトロっとした甘みと食感が混ざり合い何とも言えないバランスに!そこに、ネッビオーロのイチジクやチェリーなどの香りと、バラやスミレのような花の香りが混ざり合い、最後は綺麗な酸味とタンニンが味わいを上品にまとめ上げる!これはなかなかいいペアリングです!

クリームチーズ入りは、よりクリーミーでまろやかな味わいになり、チーズの酸味が全体のバランスを整えてくれるので、こちらも大満足!今回は赤ワインでペアリングをしましたが、イチジクの豊潤な甘味に合わせてしっかりとした純米の日本酒と合わせても、よりリッチな味わいを楽しめそうだと思いました!

いかがでしたか?気温も段々と涼しくなってきて、これからは秋の味覚を楽しめる季節がやってきます。ぜひみなさんも、イチジクに限らず秋の味覚と美味しいお酒で、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがですか?・・・でも、やっぱり一度は生ハムイチジクを試してもらいたい(笑)。

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