東京ワイン会
みなさんこんにちは!この前お届けした東京でのシャンパン試飲会ですが、実はその前日にも東京の友人と持ち寄りのワイン会を開催していました。そして、今回は時間があったので、久しぶりに在来線に乗ってのんびりと東京まで行くことに(笑)。到着したのは・・・
下北沢駅!小田原から小田急線に乗り、そしてここから京王線に乗り換えるのですが、途中駒場東大前駅で下車をして、向かったのが・・・
こちらの「ル・ルソール」と言うパン屋さん!実は、前にも立ち寄ったことがあるのですが、ここはとにかく・・・
どのパンもめっちゃ美味しい!いつも目移りしてしまいますが(笑)、ここでバゲットなどを仕入れてから友人宅へ向かいます。そして、友人宅に到着すると・・・
まずはアペリティフが登場!白ワインを炭酸で割ったスプリッツァーと・・・
オリーブで準備運動をしてから(笑)・・・
ワイン会がスタート!今回は、全てブラインドで出すとのことだったので、私も真剣に試飲を開始!・・・答えを知っている友人のニヤニヤした顔が気になりますが(笑)、この白ワイン、印象としてはフレッシュ&フルーティなスタイルで、冷涼な産地のような感じもありましたが、それにしては酸味のボリュームや質感がちょっと異なる感じだったので、私はカベルネ・ソーヴィニヨン(黒ブドウ)で造られたルーマニアの白ワインと回答!果たして、その答えは・・・
「北島秀樹」!・・・ってめちゃめちゃ日本やん(笑)。ブドウ栽培家の名前を冠したワインで、品種はケルナーというドイツの品種、そして産地は北海道・・・やはり冷涼な気候のワインだったのね(笑)。いきなり外してしまいましたが、香りも華やかで綺麗なスタイルで美味しかったです。続いては・・・
私のターンがやってきました(笑)。実は今回、私も家から1本ワインを持ってきておりました。ちゃんと包装紙に包んで、外からわからないようにして提供。
やや熟成感のあるこの外観に、淡い色合いながらもしっかりとしたタンニンと綺麗な酸味が特徴のこのワインは・・・
イタリアの「カッシーナ・ファンタナ」の「バローロ 2015」でした!ネッビオーロという品種のワインなのですが、かなりお手本的なスタイルだったので当てられるかもと思いましたが、友人の回答は・・・「ボルドーの熟成した赤ワイン」だったので、見事にリベンジ成功(笑)!すると、今度は再び友人が・・・
赤ワイン2種類を出題!明らかに右の方が濃い色合いですが、最初に嗅いだ時にはかなりグリーンな香りがしたので、カベルネ・フランかと思いました。しかし、少し紫蘇っぽい感じもあったので、敢えて自分が出したイタリアワインに被せてきたのだと邪推し(笑)、トスカーナのキアンティ・クラシコと回答!一方、左側は少し熟成感もあり、出汁感のある味わいでピノ・ノワールっぽかったのですが、ここにも邪推が入り(笑)、同じくトスカーナのキアンティ・クラシコのヴィンテージ違い(こちらの方が古い)と回答!・・・すると、友人は嬉しそうに・・・
私の前にボトルを・・・って、これは・・・うちで販売したワインやん(笑)!正解は、ニュージーランドの「ブラック・エステート」が造る「ホーム・ピノ・ノワール」の2019年と2014年の飲み比べでした。いや〜、まんまとしてやられました(笑)。でも、貴重な飲み比べが出来たので良しとしましょう(笑)。そして、一通りブラインドを外した言い訳をしてから(笑)・・・
お料理がスタート!今回は、全て友人が考えて作ってくれたのですが、そのどれもがクオリティが高くてびっくり!まずは、「真鯛と日向夏のマリネ」を、先ほどの白ワインとペアリング!日本のワインに合わせて、敢えて和柑橘をチョイスするなど、ペアリングも考えられたお料理でとても美味しい!続いては・・・
「ヤングコーンのグリル」が登場!このまま食べても美味しかったのですが、ここから・・・
ネギとバターを加えて、お醤油をかけたら・・・
なんとバーナーでひと炙り!すると・・・
お醤油の少し焦げた香りとバターの風味が堪らない一品に大変身!さらに、予定にはなかったようですが、即興で今度は・・・
トマトとネギを再びバーナーで炙り、上からオリーブオイルと塩胡椒をかけ、これを・・・
次のお料理のキッシュの付け合わせに!しかも、このキッシュはタコミートを使った友人のオリジナルで、非常に美味しかったです!さて、ここで・・・
私が買ってきたパンが登場!今回はバゲットに、写真のこれはイチジクの入ったフィグパンで、形もイチジクのようになっていて遊び心が感じられます!
そして、美味しいパンに舌鼓を打っていると・・・
キッチンでは、なんとラム肉をグリルしているではありませんか!そして、付け合わせに同じく炒めたレタスを添えて・・・
「ラム肉のグリル」が完成!そして、ラム肉と言えば・・・
もう間違いなく、ニュージーランドのピノ・ノワールが合うんです!ニュージーランド産のラム肉かどうかはわかりませんでしたが(笑)、いずれにせよ、現地ではこのペアリングは鉄板です!とことん考え抜かれた料理構成に感服しておりましたが、最後に出てきたお料理にもこれまたびっくり!なんと・・・
「マッシュルームのチーズリゾット」が登場!実は、私が持ってきたバローロの産地であるピエモンテ州は、バターやチーズ、キノコといった山の幸を使ったお料理が伝統的に食べられているので、まさにこのリゾットは完璧なペアリング(これは偶然でしたが(笑))!
実際現地では、バローロワインを入れて作る「バローロリゾット」もあるようなので、このペアリングには大満足でした!こうして・・・
持ち寄りワイン会は大成功に終わりましたが、今回、ひとつだけ失敗したことが・・・。それは・・・飲み過ぎたこと(笑)!実は、この友人も翌日のシャンパンの試飲会に参加する予定だったので、今日は軽めに飲もうと決めていたのですが・・・いや~飲んじゃいました(笑)。・・・結局、翌日は2人とも軽い二日酔い状態で、正直午前中は全然ダメでした(笑)。まあ、午後からはまたエンジンが掛かったんですけどね(笑)。