上手なスパークリングワインの開け方

上手なスパークリングワインの開け方

みなさんこんにちは。蒸し暑い日が続いていますが、みなさんはいかがお過ごしですか?こう毎日暑いと、夜にはキンキンに冷えたシュワシュワとした飲み物が飲みたくなりますよね(笑)。

やはり、夏のキンキンシュワシュワの定番と言えばビールですが、たまには気分を変えてスパークリングワインと言う選択肢もおすすめです。しかし、スパークリングワインは開けるのが難しそうだと思っている方もいらっしゃると思います。そこで今回は、上手にスパークリングワインを開ける方法についてご紹介します。

ではまず最初に、一番大事なポイントについてご説明します。それは・・・

衝撃を与えない事と、ボトルをよく冷やす事

です。実は、開け方以上に開ける前の準備の方が大事なのです。まず、衝撃に関しては、みなさんも炭酸飲料などでご経験があると思いますが、落としたり振ったりした炭酸飲料は、すぐに開けると間違いなく噴きこぼれますよね(笑)。

あれと同じ事がスパークリングワインでも起こります。ですから、開ける前には衝撃を与えない事が上手に開けるためにはまず必要となります。

また、液体中に溶け込んだ気体は、温度が高いほど泡として放出される特性があります。ですから、ボトルをよく冷やす事でも抜栓時のワインの噴きこぼれを防ぐ事が出来るのです。

さあ、これらの事前準備が整ったら、いよいよ抜栓に移りたいと思います。まずは、瓶口に巻かれているキャップシールをはがします。

このように、はがす起点となる部分があるはずなのでそこをつまんで、

引っ張っていくと、

こんな感じできれいに切り取れるので、上の部分のキャップシールも取り除きます。すると、

このような針金で固定されたコルクが現れます。そうしたら、このコルクの部分にナプキンなどを被せます。これは、この後コルクを開ける際に握っている手の部分が痛くないようにする意味と、万が一噴きこぼれた際の対応や、コルクが飛び出した際の危険防止にもなるので、必ず被せるようにして下さい。ちなみに私は、

手ぬぐいを使っています(笑)。

今回は見やすいようにナプキンは無しで行っていますが、ナプキンを被せたら、

このようにしっかりとコルクを押さえながら針金をゆるめていきます。

たまに、針金をゆるめた瞬間にコルクが飛び出す事があるので、必ず手でコルクを押さえておく事と、万が一に備えてコルクの先は人などがいない安全な方向に向けておいて下さい(この段階でコルクが押し上がってくるようでしたら、そのまま徐々にコルクを押さえる力をゆるめながらコルクを抜きましょう)。

次に、もう片方の手でボトルの底を持ったら、

コルクを押さえている手はそのまま固定して、ボトルの底を持った手を左右にゆっくりと何回か回転させます。すると、自然にコルクが押し上がってくる感覚を感じるので、徐々にコルクを押さえる力をゆるめながら、

最後にコルクをどちらかに傾けるようにして、隙間から瓶内のガスを逃がすようにしてコルクを抜きます。

これが、上手にスパークリングワインを開ける方法です。もし、抜栓時にワインが噴きこぼれそうになったら、ボトルを45度ぐらいに傾けると多少勢いを抑える事が出来るので、試してみて下さい。

いかがでしたか?最初は、何となくコルクが飛び出しそうで怖い感じがしますが、慣れてくるとそこまで難しい技術でもないので、ぜひこの夏のキンキンシュワシュワの候補には、スパークリングワインも加えてあげて下さいね(笑)。

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