我が名はゾーク!

我が名はゾーク!

「さあ、苦しみ悩むがよい。そなたらの苦しみはわしの喜び・・・。命ある者全てを我が生贄とし、絶望で世界を覆い尽くしてやろう。」

何やら恐ろしいセリフから始まりましたが(笑)、みなさんこんにちは。みなさんはこのセリフに聞き覚えはありませんか?あると言う方は、よほどのドラクエ好きかと思われます(笑)。そうです、このセリフは・・・

「我が名はゾーマ。全てを滅ぼす者。」

でお馴染み、ドラゴンクエストⅢに登場する大魔王ゾーマのセリフです(ドラクエ知らない方ごめんなさい(笑))。ドラゴンクエストシリーズの中でも最強のラスボスとの呼び声が高く、子供の頃に私もこの大魔王ゾーマの存在に恐怖したものです(笑)。

さて、今回なぜこんな話題になったかと言うと、少し前にこの大魔王ゾーマを思い出させるような出来事が起こったからです。それは、あるスパークリングワインを飲もうとした時でした。それは、

こちらの「ベリー瑛」と言う日本のスパークリングワインです。

一見するとごく普通のスパークリングワインに見えますが、瓶口を見た時に衝撃が走りました!

なんじゃこりゃあ!?今までに見た事もないような物体が瓶口を覆っています。

そして早速調べてみると、その物体の名前が判明しました。その名はなんと・・・、

「ゾーク!!」

ゾーク!?まさか、あの大魔王ゾーマの生まれ変わりなのか!?そういえば、よく見ると黒くて禍々しい出で立ちで、「何人たりともこの先へは通さぬわ!!」と言っているようにも見えます(笑)。ここは「ひかりのたま」を使って「闇の衣」を引きはがさねば・・・

と、これ以上ドラクエネタで引っ張る訳にもいかないので、どんなキャップなのかご紹介しますね(笑)。

このゾーク(ZORK)キャップはオーストラリアで開発された、コルクでもスクリューキャップでもない新しいタイプの栓です。今回はスパークリングワイン用でしたが、普通のワイン用のゾークキャップもあります。

そしてこのキャップの特長は、

・コルク栓などに発生するブショネと呼ばれる汚染の確率が限りなく少ない

・低くて安定した酸素の透過性があり、確実な密閉性がある

・丈夫で扱いやすい

など色々ありますが、最大の特長は・・・

繰り返し使える

と言う事です!しかも、他のワインのボトルにも使えるのです!これはまるで、どんな扉でも開けてしまう「最後の鍵」のような便利なアイテムなのです(またドラクエネタです(笑))。

では、実際にどうやって開けるのか実践してみました。ここから戦闘の音楽スタート♫

ゾークがあらわれた

まずは、キャップの下の方にあるらせん状のバンドを巻き取っていきます(これが意外と力がいるので、パーティーには戦士を入れておくと楽かもしれません(笑))。

バンドを全て取ると、

ゾーク第二形態があらわれた

このような状態になるので、キャップの部分を握って(キャップ上部は万が一飛び出さないように覆う)、上の方にねじり上げると・・・

ゾークをやっつけた♫

簡単に開ける事が出来ました(笑)。ちなみに、ゾークの内側は・・・

こんな感じになっています。そして、もう一度栓をする方法ですが、

このようにキャップを被せます。

横から見るとこんな状態です。そして上から押すと・・・

再びゾークがあらわれた

と言う状態に戻ります(笑)。みなさんも、もし買ってきたワインがゾークであったら、上記のような攻略法を使って戦いに挑んでみて下さい!

ちなみに私は、この日ゾークとの戦いには勝ったのですが、酔っていた事もありゾークキャップを付けたまま空き瓶を放置してしまいました。すると翌日、ゾークは跡形もなく消え去っていました(たまたま空き瓶の回収日で見事に捨てられていました(笑))。仲間になりたそうにこちらを見ていたのに残念です(笑)。

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