ワイングラスセミナーに参加してみた
みなさんこんにちは。先日、東京でワイングラスのセミナーが開催されたので参加してきました。向かったのは・・・
アカデミー・デュ・ヴァンの青山校!以前、名古屋に住んでいた時には、名古屋のアカデミー・デュ・ヴァンでワインを勉強していましたが、その頃はホテルの会議室を借りての講義でした。しかし、さすがは青山校・・・
ワインショップも併設された立派な造りに圧倒されました(笑)。さて、今回のセミナーはワイングラスにフォーカスした内容で、そのワイングラスとは・・・
あの世界的にも有名なグラスメーカーである「リーデル社」の「リーデル・ヴェローチェ」シリーズ!
最先端の技術によって作られたワイングラスで、マシンメイドながらもその薄くて軽いエレガントなスタイルは、まるでハンドメイドのようなクオリティ!
教室にはヴェローチェシリーズが飾られていましたが、そのフォルムは眺めているだけでも美しくて、もはや芸術品レベル!
今回は、その中から「ソーヴィニヨン・ブラン」、「シャルドネ」、「ピノ・ノワール/ネッビオーロ」、「カベルネ・ソーヴィニヨン」に対応した4脚のグラスを用いての講義でした。
そして、今回その講師を務めるのは・・・
なんと、リーデル11代目のマキシミリアン・リーデル氏!当主自らが講義をして下さると言う、非常に貴重な機会でした。
さて、以前ブログにも書いたように、ワインはグラスの形状によって味わいが全く違ったものになってしまいます。そのため、こちらのリーデル社では、それぞれのブドウ品種の特性を最大限に引き出せるように、それぞれの品種に対応したワイングラスが作られています。
講義では、まず用意された白ワイン(シャルドネ)を、3つのグラスに注いでそれぞれの香りの印象や味わいを確認していきます。すると、この場合2番のグラスが本来のシャルドネ用で非常にバランス良く楽しめるのですが、その他の1番や3番で試飲をすると・・・!?あら不思議!同じワインなのに味わいのバランスが崩れてしまい、あまり美味しく感じられなくなってしまうのです!
マキシミリアン・リーデル氏の説明も非常にわかりやすく、また所々に入るジョークなども面白く、どんどん講義に引き込まれていきました。
続いては赤ワイン(ピノ・ノワールとカベルネ・ソーヴィニヨン)。こちらも、同じように正しいグラスとそうではないグラスに注いでその違いを確認します。すると、正しいグラスでは非常に美味しいワインだったのに、グラスを変えた途端、味わいのバランスが崩れ、すぐに水で口をゆすぎたくなるほどに(これ本当です(笑))。
それぐらい、ワイングラスの形状や大きさがワインの味わいに与える影響は大きいのです。今回、改めてワイングラスの選択の大切さを感じました。マキシミリアン・リーデル氏、どうもありがとうございました!
さて、今回のワイングラスセミナーですが、実はセミナー後にも嬉しいことがありました。それは・・・
この講義で使用したヴェローチェシリーズ4脚をいただけると言う事!このシリーズ、1脚5千円近くはするので大変嬉しい限りです(もちろんセミナー費用は払っていますよ(笑))。ただ・・・
見ての通り非常に大きなサイズの袋でして、しかも講義終了後はあいにくの雨(笑)。これを持って静岡まで帰るのは非常に神経を使いましたが、なんとか無事に持ち帰る事が出来てホッとしています(笑)。あとは、このグラスに見合ったワインを楽しむだけです!
但し、良いグラスを使ってワインを飲んだ時、その日のうちにグラスを洗う事はおすすめしません。なぜなら、酔った状態で洗うと手元が狂ってかなりの確率でグラスを割るからです(笑)。良いグラスは非常に造りが薄いので、蛇口なんかにコツンって当てただけでも割れてしまう恐れが・・・、くれぐれも注意しましょうね(笑)。
おおお、イヴは初めて見ました、凄い!どうやって洗うんやろ?笑