BTC関連株の考察

代表的銘柄を挙げてみる。

高連動銘柄

マイクロストラテジー→マキシ経営者

マラソン→ハッシュパワー命

ライオット→効率的マイニング売り

コインベース→国家と訴訟中

低連動銘柄

ブロック→ビットコインフレンドリー

テスラ→良くも悪くも起爆装置

日本銘柄

ネクソン→高値づかみ三國無双

セレス→ビットバンクよりマーキュリー大事

ミクシィ→ビットバンクよりモンスト大事

マネックス→ビットコイン買うなら…

上記リストから、ピュアプレイ銘柄3強を挙げてみた。

マラソン

ライオット

マイクロストラテジー

ビットコインに直接投資せず、ビットコインのリスクプレミアムを獲得するならば、先物やETFを除けば、マイニング企業、ビットコイン大量保有企業への投資が考えられる。株式によるビットコイン代替投資の狙いは、より高いボラティリティ、配当、税制優遇などのメリットを享受すること。

デメリットは、ビットコインより激しいボラティリティの可能性、カウンターパーティーリスクの発生。

よって、小型株より中大型株が好まれ、バランスシートの健全性が高い銘柄が選好されやすい。要は冬相場を勝ち抜けそうな大手企業が有利になる(と考える投資家が多い)。

マイニング銘柄には、今年中に米国マイニング企業と合併予定でカナダ拠点のHut8、マイクログリッドとマイニングを2本柱とするクリーンスパークなどもある。

では、どの銘柄がビットコイン代替投資に一番相応しいのだろうか。

まず、取引所銘柄はアルトコインの販売手数料やトークン上場で儲けており、ビットコイナーの思想とは相容れない。

次に、ビットコイン大量保有銘柄は、負債による破綻リスクと信用リスクが大きなマイナスであり、単純なHODLと比較でも余計なリスクが高く、ビットコイン代替投資として優れているとは言い難い。

では、マイニング銘柄は相応しいか?半減期を来年に控え、仮にビットコイン相場が低迷したままなら、マイニング収益は半減する。ビットコインが高騰すれば株価は暴騰するため、ビットコインのレバレッジ取引に似通った投資結果になるだろう。無配当企業が多く、享受出来るメリットは税制面だけだ。

残るは、テスラとブロックとネクソン。

テスラは本業の自動車製造や仮想発電所に比べ、ビットコインが株価に与える影響が非常に小さい。ネクソンも同様に本業のゲーム事業が株価を左右する。

ブロックは、Square、Cash Appに続く事業の柱にビットコインを据える。旧Twitterと旧Squareの二足のわらじから、ビットコイン関連事業に集中するドーシーの姿勢はマスクとは対象的だ。マイニング企業には及ばないが、収益に占めるビットコイン事業の割合が高く、今後はビットコインと株価の連動性が向上する可能性がある。

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