今日のライトニングノード 210802
今日だけではないですが、前回の日記から今日まで、こんなことしてました。
1.RTLを導入
ライトニングノードの管理ツールとして主にThunderhub(TH)とRide-The-Lightning(RTL)があると思いますが、私はノード立ち上げてからずっとTHを使っていました。理由は、たまたまTHを先に知ったからで、最初インストールした時に思いのほか苦労したので稼働できた時にはもうヘトヘトでRTLまで手が回りませんでした。正確には、インストール自体は簡単にできたのですが、デフォルトはただのHTTPでSSL化したかったのですがそれに苦労しました。結果的にTHのSSL機能は使えず、自力でNginxでSSLプロキシたててSSL化しました。インストール後はTHがうまく働いてくれてRTLの必要性を特に感じなかったのでそのままでした。
が、THを0.12.24にアップグレードしたら挙動が不安定になり、とうとう操作に支障が出るまでになりましたので、いよいよRTLを導入させることにしました。インストール自体はレポジトリの手順通りにやってすんなりできたので特に説明は不要かもしれませんがご要望あればまた別途記事にします。
RTL、良いです。(笑)THとはまた違った感じで、それぞれ違った得意・不得意があるような感じなので、うまく使い分ければ補完し合えるような気がします。
THもRTLもインストールは簡単にできましたが、SSL化は結構頑張りましたし、力作です。この辺ももしどなたかの参考になりそうならいつか記事にするかも。
2.初のKeysend送金
通常ライトニングで送金する場合、まずは受け手に請求書(インボイス)を作ってもらってからそれを支払います。が、時には勝手に自発的に払いたい時があります。寄付とか、プレゼントとか、遠慮している人に対して無理矢理送金したい時とか(笑)。通常のインボイスに対してこの「勝手に送金」がKeysendという支払い方法です。今まで用途ありませんでしたが、本日初めてKeysendしたいという事情が発生したので遠慮して支払いを拒否られてる相手(笑)にSatを送ることにしました。RTLかTHでやりたかったのですがどうもやり方が分かりませんでしたので、何事も基本が大事ということでまずはコマンドラインからやることにしました。調べたら至って簡単でした。Lncliで下記のコマンドをうちます。
lncli sendpayment --dest=AAA --amt=BBB --keysend
AAAには支払い相手のノードID(Public Key)を、BBBにはSat単位での支払額を入力します。よって、もしパブリックキーがABCDEFGHIJKLMNのノードに1万Satを送金したければこのように打ちます。
lncli sendpayment --dest=ABCDEFGHIJKLMN --amt=10000 --keysend
とても簡単でした。良い勉強になりました。
今日はここまで。