Bitcoinに任意データを書き込むOrdinals
Bitcoin上に任意データを書き込む方法にはOP_RETURNを使う方法がありますが、これは80バイトの制限があります。この制限を突破しブロックサイズまでデータを書き込む方法が提案されました。
その方法は、インプットであるWitness領域を使います。Taprootが導入される前もこのWitnessを使うことで任意のデータを埋め込むことはできましたが、10,000バイトの制限がありました。しかし、Taprootの導入でこの制限が適用されないことになり、実質ブロックサイズの4MBまで任意データを書き込むことが可能になりました。
Ordinalsの場合、以下のルールに沿ってデータを書き込み、読み取ることになります。
Bitcoinのブロックチェーン上に任意データが書き込まれることの良し悪しはあると思いますが、「予想していない使われ方」ができたしまったのが今回の面白いポイントだと思います。
おまけを有料部分に追記(2023/01/30)
<感想文>
良くも悪くも、開発者たち(少数)の頭脳からは決して出てこない使い方をユーザーたち(大多数)はしてくる。