ブドウ栽培日記2 #3
みなさんこんにちは。園芸素人の私がブドウ栽培に挑戦すると言うこの企画、前回は4月1日にブドウの剪定と鉢増しをして、さらに剪定した枝を挿し木用に保管するところまでをお届けしました。
そして、今回はその翌日から。さっそく鉢増ししたブドウ達にたっぷりと水をあげる事にしました。と言うのも、実は鉢増しをする前には水やりを控えた方が良いとの情報をネットで入手していたので、すでにブドウ達はカラカラ状態。さらに、植え替え後の鉢には、余分な細かい土や雑菌などが混ざっているらしく、それらを洗い流す意味でもたっぷりと水やりをする必要があるようです。そこでまずは・・・
シャルドネちゃんから水をあげます。すると、「ジュワ」っと言う音と共にうっすらと砂煙が舞い上がりました(笑)。そして、しばらくすると鉢底からは・・・
情報通りの濁った水が大量に流れ出てきました!この泥水が透明な色になるまで、ひたすら水をあげ続けました。続いては・・・
こちらのカベルネちゃん。サイズが7号になってかなりヘビーになりましたが(笑)、こちらも鉢底からの水が透明になるまでたっぷりと水をあげ続けました。
・・・少し乾くと地面はこんな状態に(笑)。とりあえず、これでこの日の作業は終了したのですが・・・それから3日後、ブドウ達に何やら異変が!朝、シャルドネちゃんの枝を見ていると・・・
お、蕾が大きくなって・・・ん?・・・水滴か?・・・いや、これはもしかして・・・樹液!?どうやら、剪定した切り口から樹液が滴り始めた模様。
幸い、去年の年末に折れてしまった枝からは一切滴ってはいませんでしたが・・・
先日剪定したばかりのカベルネちゃんの枝からは、やはり樹液と思われる液体が滴り始めていました。
反対側の枝からも滴っています。
こちらは断面の写真。なんか芸術作品のようで見入ってしまいそうですが(笑)、実は冬の休眠期に剪定をしてあげないと、このように根から吸い上げた水分が切り口から流れ出てしまうそうです。遅すぎる4月に剪定をした時点でこのリスクは考えていましたが、わずか3日で現実のものになるとは(笑)。まあ、樹液が流れ出ていると言う事は、木が生きている証拠なので一先ず安心はしましたが、このまま樹液が止まらなかったらどうしようと言う一抹の不安も。・・・とりあえず、今日はこのまま様子を見る事にしました。
さて、鉢植えのブドウ達と並行して挿し木のプロジェクトも進行していますが、ここで水に漬けた挿し穂の様子を見てみましょう。
当初は丸1日水に漬けたら鉢に植えようと思っていましたが、なんやかんやでそのまま数日が経過(笑)。でも・・・
シャルドネの挿し穂は、蕾が膨らみ始めた模様。
先端の蕾はもう開き始めています。一方のカベルネの挿し穂は・・・
蕾が膨らむ気配はまだありません。・・・もしかしてダメになっちゃった(笑)?とりあえず、こちらももう少し様子を見る事に。そして、翌日。再びブドウ達の様子を見てみる事に。ますはシャルドネちゃんですが・・・
相変わらず滴っています(笑)。と言う事は、カベルネちゃんも・・・
やはり滴っています(笑)。
・・・もちろん反対側も(笑)。しかも・・・
引きで見てみると、枝の真ん中ぐらいまで樹液が流れて湿っています。うーん、まったく止まる気配がありませんね(笑)。活発に根が水分を吸い上げているのは良い事ですが、このまま放置しておいてもいいものか・・・悩ましいところです。
さて、そんな不安な状況ではありますが、少し嬉しい変化も。シャルドネちゃんの枝ですが・・・
明らかに蕾が大きくなってきました!カベルネちゃんよりも枝が細い事もあって、去年はなかなか生育してくれませんでしたが、今年は期待が持てそうです!
と言う事で、期待と不安が入り混じる状況となりましたが、果たしてこの後ブドウ達はどうなってしまうのでしょうか?続きは、また次回のブドウ栽培日記でお届けしたいと思うのでお楽しみに!