カレーを作って気づいた"価値観と器の変化"
みょっす!みそだんです。
カレーを見るといつも思い出すのが、母親が作ったカレーにソースをかける父親が許せなかった事。
私は有難い事に、子煩悩な良い母親と父親に育ててもらった。父も母も大好き!ただ父が、母が作ったカレーにソースをかけるのを見るととても悲しかった。泣くのをみられるのが恥ずかしいからトイレに隠れて大泣きしたのを覚えてる。
私は小さい時から人一倍敏感。それが良くも悪くもそのまま大人になったのが今の私。
母が一生懸命に味付けしたのを見てるから、せっかく母の味付けしたカレーにどばーーーっとソースをかけるのが悲しくて仕方なかった。父のその行動を見て、母は何も言わなかったけど、でも悲しそうに見えた。
大人になって考え方が変わった。
作って食べる相手が1番満足する形でいいじゃないか!調味料足してももちろんいいじゃない!
子どもの頃の私は、本当の意味で人の立場に立って考えられなかったんだと思う。あの時の父は、母のカレーを決してまずい!といわれてるわけでもなく、当てつけでワザとそうしてる訳でもなく、彼にとってより好みの味にしただけ。
人それぞれの好みの味があり、好みの食べ方があるから、楽しんでもらえたらいい!って事。
私は、人がせっかく作ってくれたものに対して、味が変わるような調味料の入れ方はしない。でもそれは私がそうしたいから。ただ、それだけ。
自分が作る立場になってみてわかった事は、相手がもしそうしても、美味しいと思って気に入った形で食べて欲しいから本当に気にしないって事。
歳を重ねる毎に
- 自分の"正しいを"人に強要しないスタンス
- 自分は自分というスタンス
- 一方の立場ではなく両方の立場に立って考えるスタンス
が身についたのだと思います :) ♪多様性の尊重と言いますが、このように小さいところから1人1人が心の使い方を変えればきっともっと素敵な日常になりますね。
☆おしまい☆