芸術とワイン
みなさんこんにちは。暦の上ではもう9月になってしまいましたが、今回はお盆の時のことを書こうと思います。この日は、いつもお世話になっているワイン仲間を誘って、ランチを食べに行くことになりました。そこで、私は少し早めに街まで行って・・・
静岡市美術館へ立ち寄ることに!・・・と言っても、特に美術に造詣が深いわけではありませんが(笑)、ちょうどこの時は・・・
「西洋絵画の400年」という企画展が開催されていて、とても興味があったので鑑賞することに。今回は、私でも知っているような有名な画家の作品が多数あり、中には・・・
あのクロード・モネの「睡蓮」も(この作品は撮影OKだったので撮影しました)!・・・久しぶりに偉大な芸術作品に触れ、素人ながらも感受性が豊かになった(気がした)私は、同時に味覚の方も研ぎ澄まされるような感覚が(笑)!そして美術館を後にして、意気揚々と向かったのが・・・
こちらの「ロティサリーアンドゥ」さん!実はここ、ソムリエ協会静岡支部の支部長である山下さんのお店なのです(いつもソムリエ協会の例会ではお世話になっております)!今日はこちらでランチを楽しもうと思いますが、今回はワインの持ち込みも事前にお願いしておりました。そこで、まずは1本目の・・・
シャンパーニュ「ジャン・ヴェッセル ブリュット ウイユ・ドゥ・ペルドリ」を抜栓し・・・
みんなで乾杯!これは私が持参したシャンパンで、個人的にも大好きな銘柄のひとつ!淡いピンク色をした外観が美しいですが、実はこれ、蔵元からはロゼではなくて・・・
「ブラン・ド・ノワール」、つまり黒ブドウ(ピノ・ノワール)から造った白のシャンパンとしてリリースされています。そして、ラベルに描かれている鳥は「ヤマウズラ(ペルドリ)」であり、「ウイユ・ドゥ・ペルドリ」で「ヤマウズラの目」と言う意味になります。これは、この淡いピンク色をした外観がヤマウズラの目の色に似ているからそう名付けられました(なんとも素敵な表現です)。さて、そんな美しいシャンパンを飲んでいると・・・
お料理がスタート!まずは、前菜のキヌア入り野菜サラダに・・・
本日のスープ、そして追加で注文した・・・
フレンチフライが登場!すると、今度は友人が持参した・・・
アメリカの白ワイン「ダイアトム・シャルドネ 2022」を抜栓!
ちなみにこのワイン、過去にあの有名な漫画「神の雫」で紹介され、一瞬で市場から姿を消したこともある人気ワイン!さらに今回の2022年は、ワイン評価誌「ワインスペクテーター」が選ぶ「年間TOP10バリューワイン」の7位にも選出された逸品なのです!その味わいは、とてもピュアでナチュラルなテクスチャーに、果実味や酸味、そしてミネラル感などが優しく体に染み入ってくるような感覚があり、とても美味しい(感受性高まっています(笑))!・・・そして、ゆっくりと時間を掛けてワインとお料理と会話を楽しんでいると、ついにメインが登場!私が選んだのは・・・
「ロティサリーアンドゥ」さんの看板メニューでもある「ローストチキンレッグ」!実は、すでに前日からこれにしようと決めていましたが(笑)、これが外はパリパリ、中はジューシーでめっちゃ美味しい!・・・そして、実はこのメインに合わせるために、あの「ウイユ・ドゥ・ペルドリ」を持ってきたのです!先ほどのシャルドネとのペアリングも非常に合いますが、少し残しておいたシャンパンと合わせてみると・・・もうマーベラス(笑)!今日は、表現がいつも以上に豊かになっている気がします(笑)。そして、最後は・・・
デザートに紅茶のシフォンケーキをチョイス!・・・実は、これにもシャンパンが合うんですね~(笑)!と言うことで、今回は・・・
こちらの2本のワインを持ち込んでのランチ会となりましたが、いや~、久しぶりに優雅で贅沢な休日を楽しむことが出来ました!・・・やはり、美術館で芸術に触れたのが良かったのかも(笑)。ちなみに、今回のようにメインがそこまで重くないお料理をチョイスする場合や、そんなに沢山は飲まないけどお料理とのペアリングは楽しみたい場合は、赤ワインではなく敢えてロゼのスパークリングなどをチョイスすると、乾杯からメイン、そしてデザートまで1本で幅広くカバーしてくれるのでおすすめですよ!ぜひみなさんもお試しあれ!