
ブドウ栽培日記4 #3
みなさんこんにちは。園芸素人の私がブドウ栽培に挑戦すると言うこの企画、前回は剪定した枝を穂木として使えるようにトリミングし、冷蔵庫で保管する作業を行いました。この穂木を使って実際に挿し木をするのはまだ2カ月ぐらい先になるので、今回は剪定後のブドウ達の様子を見ていきたいと思います。まずは・・・
挿し木の先輩カベルネですが、実はこの子だけは剪定直後に樹液が溢れ出してしまったので、すぐに癒合促進剤を塗り、写真のように切り口が真上を向くように一日置いておきました。・・・しかし、翌日には樹液によって癒合促進剤はほとんど流れ落ちてしまった模様。しかも、まだ樹液の流出が止まっていなかったので・・・
翌日にも同じように癒合促進剤を塗ってみました。しかし、やはり夕方には樹液によって癒合促進剤が多少流れてしまった模様。それでも懲りずに・・・
翌日も塗り続けると、ようやく断面に癒合促進剤の膜が出来始めました。一方、鉢植えのブドウ達はと言うと・・・
こちらはシャルドネちゃんですが、まだ半乾きのようにも見えますが、とりあえず樹液の流出は無さそうです。
こちらはカベルネちゃんですが、こちらもまだ乾ききっていない感じはあるものの・・・
とりあえず樹液の流出は見られないので一安心です。そして・・・
翌日には、シャルドネちゃんの断面も・・・
カベルネちゃんの断面も・・・
順調に乾き始めた感じがあったので、今年は大丈夫そうだな~、と思っていたのですが(笑)・・・
それから数日経ったある日。雨も降っていないのにシャルドネちゃんの鉢の淵に水滴の跡が!?そこで、さらに詳しく見てみると・・・
片方の枝の上部が濡れている!どうやら、このタイミングで樹液が断面から流れ出してきた模様(笑)。しかも・・・
さらに数日経つと、シャルドネちゃんの残りの断面からも樹液が流れ出してきたではありませんか!そして・・・
カベルネちゃんの断面も、樹液が癒合促進剤の膜の下に溜まって、まるで水風船のように膨らみ始めていました!・・・う~ん、結局早く剪定しても樹液って流れ出して来るんじゃん(笑)。まあ、樹液が流れ出るのは木が春になって動き出した証拠なので問題はありませんが、この後しばらくの間私と樹液との戦いは続きました(笑)。そして・・・
そろそろブドウの新芽が芽吹いても良さそうな時期に差し掛かりましたが、いつまで経っても・・・
出てくるのは雑草の新芽ばかり(笑)。毎年新芽が出てくれるまではハラハラしますが(笑)、そんなブドウ達も剪定から1か月以上が経ち・・・
挿し木の先輩カベルネはこんな感じに・・・って、全く変化が見られません(笑)。一方の・・・
鉢植えのシャルドネちゃんとカベルネちゃんも、ほとんど変化がないように見えました(笑)。・・・が、ここから一週間後・・・
ついに、シャルドネちゃんの新芽が膨らみ始めたではありませんか!どうやら、今年もシャルドネちゃんの方が先に芽吹きそうな感じですが、果たしてこのまま順調に芽吹いてくれるのか!?次回のブドウ栽培日記もぜひお楽しみに!