真珠は永遠の輝き

真珠は永遠の輝き

どうも、和尚です。今日は三重県は伊勢市に来ております。ライブ中継です(と思ったら、Wi-Fi環境が重いのか、写真が重いのかアップできずにあとになってしまっております)。伊勢市と言えば伊勢神宮ですが、その外宮(伊勢神宮って全部で125あるんですが、そのうち代表的な2つが内宮(ないくう)と外宮(げくう)です)の近くで、とある真珠屋さんの真珠の即売会のアルバイト?をしております、ほら、和尚はフリーターだから。

伊勢市は実は真珠の集積地としての役割も果たしていて、三重県の英虞湾で採れた真珠を加工し、卸して、全国に出荷する、という役割を長らく果たしております。ミキモト真珠のルーツは隣町の鳥羽市にあり、明治時代に始祖である御木本幸吉(うどん屋の息子だったらしい)が世界初の養殖真珠を開発しております。それが日本の名産となり、戦前においては、重要な外貨獲得手段でありました。

そもそも、真珠は天然ものしか取れなかったのですが、このミキモトさん、なんとか養殖が出来ないかととある島にこもって開発にいそしみ、それを量産することに成功しました。そこから、三重県は真珠の一大産地として有名になり、志摩半島の英虞湾で収穫→伊勢市で選別・加工・卸売、出荷→神戸港から海外へ輸出、というルートがありました・・・ってことを和尚は2年前に知ったばかりですが(恥)。

そもそも、真珠養殖は三重県がルーツでありながら、現在の生産量は全国第3位に甘んじているマーケティングがへたくそな県でありまして(ちなみに1位は愛媛県、2位は長崎県)、また大粒の真珠より小粒の真珠が得意がゆえに、やはり販売金額も増えない、というスパイラルになっております。

さらに。

外貨獲得も手段としても、日本人が南洋真珠といって、戦時中にフィリピンやインドネシアの方々に、真珠養殖をやさしく教えてしまったものですから、現在は、安くて意外に高品質な「南洋真珠」が現在もてはやらされていたりします(アイキャッチの金色の真珠は『南洋ゴールデンパール』と言って、インドネシア、東南アジアが主産地)。

それもあって相場も下がっていること、さらに戦前とくらべて為替レートも超円高になっていること、からやはりあまり隆盛している業種とは言えないようです。ただここ2年ほど産地の英虞湾の生産量が不漁であることから、在庫を保有している真珠屋さんは、このコロナ禍にもめげず、

「リーマンの時も、収束してから反動消費が増えた!」

と2匹目のドジョウをもくろんでいる人がかなーーーーーーーーりおらっせられます。

真珠は宝石ではあるものの基本自然もので劣化もあり、また金銀の金属のように静脈商流、いわゆるリサイクルによる再生も難しい商材ながら、あらたな需要を起こそうと、和尚をはじめ躍起になっております。

ということで、明日もやっております。

公益社団法人伊勢市観光協会

というところ(伊勢市本町16-2)で、明日も和尚は11時頃から顔を出そうかな、と思っております、フリーターだから。

では、和尚が撮りましたつたない真珠の写真、いや美しい真珠の「つたない」写真をどうぞ!

これが日本産の「あこやがい」による白真珠です。

で↓が黒真珠。南洋産です。

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記事を書いた人

2019年6月からフリーター(ではないらしい)に転職じて早1年半を過ぎました。昔の名前で出ています。 本職:社長の愚痴聞き。社長の説教。 出没地域:東海地方を中心として、日本全国。 天命を知ったはずなのに、まだまだ世の中知らないことだらけです。

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