The Dreaming SOMEONE's Experiment と伺かゴースト「夢みる"だれかさん"の実験」
それを知ったきっかけはYoTubeの「ゆっくり文学部」の動画
【ゆっくり解説】令和の3大奇書!!まじでおもしろすぎる!!
というわりと低俗なタイトルの動画がおすすめに流れてきたことだ。
ひきこもりの手記。作者はMMM氏という詳細が一切不明な人物。amazonで発売されておりその内容から何度かストアから削除されている小説である。
一目見て、この本のもつ魔力に囚われた。私はメジャーなものが苦手というか嫌いというかアレルギーを持つ根っからの日陰者であり、こういうアングラな空気を持つもの、大衆にはウケないものが大好きなのだ。
著者のMMM氏について知りたくなってホームページと思わしきものを調べた。そこでDSEの衝撃を受けた。彼あるいは彼女、の考えに感動した。ぜひともこれが欲しい。
私は無い頭を捻ってMetamaskやOpensea、DMM暗号資産取引所の開設をし、3人のSOMEONEを手に入れた。これが丁度3/1のことで、偶然にもNostrの開始時期と全く同じであった。
5/7 私が持つSOMEONEのうちの一人をUP-Tというグッズ自作サービスでタペストリーにして購入した。
6/6 パソコンを手に入れた私はNostrで知り合った人の勧めで「伺か」というものを触りはじめた。
伺か(うかがか)とは、デスクトップ上で喋るキャラクターを常駐させるアプリケーションである。デスクトップマスコット(ゴースト)とも呼ばれる。
このゴーストは簡単に自作できるらしく、私も自作したくなったので有志のHowtoを参考にしつつ作ってみた。
ここから時間が跳ぶ。
12月、イベントとしてのアドベントカレンダーというものを知ったので参加してみることにした。一年を振りかえる過程で、今年の全ては3/1から始まっていることに気付いた。
DSEを手に入れた事。Nostrを始めたこと。
この2つが私にもたらしたもの。
それをぼんやりと考えたとき閃いた。
DSEを利用して伺かゴーストを作れないだろうか?と
ゴーストは基本二人一組である。私の持つDSEにちょうどSOMEONEとドクロが写っているものがあったのでそれを使うことにした。
DSEには3つの権利が付属している。
商用利用権、翻訳権、想像権。私はこのうちの2つ、翻訳と想像の権利を利用することにした。
もののそのままのかたちをたもちつつ、べつのところへ移し替えること、これは立派な翻訳であると私はおもう。という屁理屈をこねて「ひきこもりの手記」の内容をマスコットのセリフとして転載した。
(これがゆるされる行為かどうかはわからない。MMM氏本人がどうおもうか、確認するすべがないからだ。)
12/29 伺かゴースト「夢みる"だれかさん"の実験」として公開した。
これが正しいことなのかわからないが、すくなくとも私は実験に参加して、"最初の失敗"をすることができたとおもう。
そして気付かぬうちに新しい実験参加者があらわれたようだ。その人に触発されたのでこれを書いている。
またなにかDSEをつかって生み出せるだろうか。今は思いつかないがそのうちやりたいと思う。
貴方もぜひ私の実験を見てみてほしい。しかしDSEもひきこもりの手記も万人受けはしないものだ。だから貴方が気に入るとはかぎらない。場合によっては不愉快におもうかもしれない。あしからず。
DSE
https://mmm06090609.studio.site/1
伺かのベースウェア(先にこちらをみてほしい)
夢みる"だれかさん"の実験 配布ページ
https://invertedtriangle358.github.io/
追伸:有料枠はまったく見る必要がない。しかし書いておくべきだとおもったから載せておくことにする。隠すべきだとおもったからここには書かない。