
孫クンが商務長官と怪物Tetherに導かれビットコイン再参入。SPAC上場会社CEOはジャック・マラーズでセラおじのライバルに?
速報 寝るので推敲なし
①怪物テザーの生存能力はやはり凄い
TetherとBitfinexは過去に規制上の問題を抱えており、透明性に関する批判が存在することは周知の事実。過去記事でも触れたが、生存本能の強さは特筆に値する。今回はラトニックの引き合いと推測するが、ソフトバンクを選んだのが洒落ている。
https://spotlight.soy/detail?article_id=8j7l9ojwk
Tetherは世界最大のステーブルコイン(USDT)の発行者であり、Cantor Fitzgeraldとズブズブの関係。CantorはTetherの米国債準備金の管理を行っており、Tetherの準備金の99%を扱っている。
現米国商務長官ハワード・ラトニック一族が率いるCantor Fitzgeraldは、Tetherの米国債の主要なカストディアン(保管機関)であり、Tetherの準備金の透明性と信頼性を支える重要なパートナー。両者の関係はカストディ業務から拡大し、2024年にはCantorがTetherの5%の株式を取得(約6億ドル)、さらなる金融協力(ビットコイン融資プログラムや投資ビークル)へと進展。
ラトニックは1983年にCantor Fitzgeraldに入社し、1991年に社長兼CEO、1996年に会長に就任。約40年間、同社を率いたウォール街の著名な実業家。2001年9月11日の世界貿易センター攻撃では、Cantor Fitzgeraldのニューヨーク本社(ワールドトレードセンター北棟101~105階)が壊滅し、960人の従業員のうち658人(ラトニック氏の弟ゲイリーを含む)が犠牲に。この危機を乗り越え、ラトニックは会社を再建し、Cantor Fitzgeraldを投資銀行、債券取引、不動産サービス、暗号資産事業で知られるグローバル企業(従業員1.4万人超)に成長させた。
②Strikeのジャックがエルサル法定通貨化に次ぐサプライズ
SPAC上場する「21Capital」は42,000ビットコイン以上を保有してスタートするとされており、これは世界で3番目に大きなビットコイン保有量(トレジャリー)とされる。
現在のビットコイン価格(約90,000ドル前後)に基づくと、42,000ビットコインは約39億ドルに相当。比較として、Michael SaylorのStrategy(旧MicroStrategy)は538,200ビットコインを保有。規模感からも、ビットコイン・トレジャリー・ピュアプレイ企業における対抗軸が形成されたと言えよう。STRKのティッカーシンボルをセラおじに取られた恨み笑
※ティッカーはXXIになったね。もう一人のJackやMSTR同様、その発信力を活かし、企業のビットコイン保有の促進役になりそう。トランプの米国債・米国株信頼低下運動も重なったので機関投資家の本格参入が続く年になる予感。
③SB孫はトランプとBTC、SBI北尾はフジテレビとXRP
孫の盟友であった北尾だが、クリプトにおける路線は別れた。1995年、孫は野村證券の北尾吉孝をソフトバンクにスカウト。孫は「北尾さんが来ればソフトバンクは飛躍できる」と直談判し、10日間の調査後、北尾は転職を決意。北尾はソフトバンクでCFO(最高財務責任者)として、店頭公開直後の同社に4800億円の資金調達を行い、Yahoo!やアリババへの投資を支えた。
2017バブルでビットコインをHODLできずに孫失を出した損さんと、リップルインセンティブプログラムで大儲けの汚男さん。二人は2006年に袂を分かつが、どちらもウォッチ対象として面白すぎるよね。
・追記ポエム
ビットコインポエマーとして、ビットコイン現物が唯一無二の貯蓄方法であり、投資対象であり、現代人の避難所であることを読者に伝えておく。ビットコインETF、MSTR、21Capitalはビットコインの自己保有や分散性の原則に対する攻撃でもあることも強調しておきたい。
ただ、企業や国家による保有は避けられない未来だ。大量保有者だからって、株式のようにビットコインのエコシステムに直接大きな影響を与えることは出来ないことも併せて伝える。もちろん、マスアダプションや価格面には有利だから、悪いことばかりじゃないけどね。
マイニングプールの集中化に対する個人マイナーの動きを含めて、ビットコインの分散化に寄与する方法があるから調べて実行してみると良いと思う。一番のおすすめはフルノード運用。まあまあ高いけど簡単にできるデバイスが販売されてるから、これも調べてみてね。自分自身がビットコイン・ネットワークの一部になれるなんて、こんなに素敵なことはないと思う。