ハイテク株投資家と草コイナー
こんにちは、カラコンルです。
COVID-19の影響で3月の株式市場は大混乱に陥り、ほぼ全ての金融資産が暴落する事態にまで発展しましたが現在年初来でNASDAQ総合指数はプラスになっています。(ビットコインもプラス)
NASDAQは世界最大の新興企業向け株式市場でハイテク企業などの技術的新規性の高い企業が多数上場しています。
※写真はNASDAQの年初来チャートです
元々ハイテク株は不況に弱いと言われ、リセッション(景気後退)が起きた時には最も高い下落率をもたらすと言われてきました。しかし、今回のコロナショックでは初動では高い下落率を記録したものの、米国の代表的な指数であるS&P500が未だに年初来リターンがマイナスなのにもかかわらず、ナスダック総合指数はプラスになったのです。
なぜハイテク株は最も早く復活したのかハッキリとした理由はわかりませんが、おそらくCOVID-19によるリモートワーク(Work From Home)の影響が強いと思われます。あまり進んでいなかったリモートワークがSocial Distancingの錦の旗の元に急激に進んだことによりZoomなどの新興ハイテク企業は新高値を更新し、GAFAMなどの巨大IT企業の株価も年初来でプラスになりました。
こうしたことから「ハイテク株は暴落しない」「ハイテク株は好況にも不況にも強い」「ハイテク株はディフェンシブ」という言葉が流行りました。