Muun(リカバリー方法、手数料)

Muun(リカバリー方法、手数料)

リカバリー方法を中心に、モバイルライトニングウォレットの使い方を調べました。
ウォレット何使うか迷っている人の参考になればうれしいです。
この記事ではMuunを紹介します。

この後ウォレットの使い方が変更されて、記事の内容が古くなるかもしれません。この記事は、
 2022年4月 に
 Android app ver. 49.2  (更新日2022/3/22)
を使って確認した内容で書いています。

特徴

  • オンチェーンとオフチェーンの資金の区別がない
    • オンチェーンで受け取ったbtcをオフチェーンで使える(逆もできる)
    • インストール後すぐにライトニングが使える(受け取りもできる)
  • チャネルの管理が不要で楽
    • チャネルバランスを気にしなくていい
  • リカバリーの方式が独特
    • Muunアプリがなくてもリカバリーできる方法が用意されている
      • リカバリーコードやリカバリー用のツールを使う
    • メールを登録する方法もある
  • 手数料(ウォレット運営に支払う手数料)がかからない
  • その他
    • 指紋認証が使えない(4桁のPINコードを使う)

リカバリー方法

リカバリー方法は大きく分けて2種類あります。

  • Muunアプリを使ってリカバリーする方法
  • Muunアプリを使わずリカバリーする方法

後者はMuunアプリが使えなくなった場合を想定しているみたいです。
それぞれ、準備やリカバリーの手順が違います。

準備

「Muunアプリを使ってリカバリーする」ための準備は、次の1か2どちらかを実施します(両方やってもOKです)

1. メールとパスワードを登録する

2. リカバリーコードを書きとめる(32文字の英数字)

「Muunアプリを使わずリカバリーする」ための準備は、「2.リカバリーコードを書きとめる」を実施した上で下記を実施します。

3. Emergency kit(pdfファイル)を保存する
Emergency kitには、リカバリー手順やリカバリー時に必要な情報が記載されています。

リカバリー

3つ方法があります。

1. メールを使う
Muunアプリを使ってリカバリーする方法です。
Muunにメールアドレスを入力します。
受信したメールのリンクにアクセスすると、リカバリーが承認されます。
アプリにもどってパスワードを入力すると、リカバリー完了です。

2. リカバリーコードを使う
Muunアプリを使ってリカバリーする方法です。
Muunにリカバリーコードを入力します。
メール登録してない場合、そのままリカバリーが完了します。
メール登録してる場合、受信したメールのリンクにアクセスすると、リカバリー完了です。

3. Emergency kitを使う
Muunアプリを使わずにリカバリーする方法です。
Emergency kit(pdfファイル)に記載されている手順を行います。
githubからリカバリーツールをダウンロードして、
リカバリーコードやEmergency kitの情報を入力すると、
指定したビットコインアドレスに資金を移す形でリカバリーできるみたいです。

手数料

オンチェーン

  • 受け取り時
    なし
  • 支払い時
    マイナーに払う手数料のみ

オフチェーン

  • 受け取り時
    なし
  • 支払い時
    中継ノードに払う手数料のみ

感想

チャンネル管理不要で、メール登録だけでリカバリーできるので、このウォレットも使いやすくていいと思います。
リカバリーコードを使えばメール登録もなしでリカバリーできますが、セキュリティ的に十分安全なのかよくわからないです。

あと、あまり人前でPINを打ち込みたくないので、指紋認証に対応しておいて欲しいなぁと思いました。

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