東京リバーサイド蒸溜所に行ってみた

東京リバーサイド蒸溜所に行ってみた

みなさんこんにちは。今回も、前回に引き続き私が東京で訪れた場所についてお話したいと思います。東京ミッドタウン八重洲の「タスプラス」さんを後にした私は、今度は近頃何かと名前を聞く・・・

蔵前に行ってみました!「東京のブルックリン」とも呼ばれているらしく、そこから想像するにオシャレな街なんだろうとは思っていましたが、実際に散歩していると・・・

こんな趣のあるビルや・・・

こんなお店もあり、まさに気分はブルックリン!・・・って一度も行った事はありませんが(笑)。さて、そんな中たまたま渡った交差点の角に、またまた気になる建物を発見。

最初、小学生ぐらいの子供達が店先にいて、お店の人と会話をしていたので、お菓子か何かのお店かと思いそのまま通り過ぎようとしましたが、一瞬だけ見えた看板の英語に見覚えが。

「DISTILLERY」って確か・・・「蒸留所」って意味だったような?でも、こんな街中に蒸留所なんてあるのかな?そこで、確認のためにもう一度戻ってお店をよく見てみると・・・

店内に蒸留器らしき物の姿が!さらに、近くにあった立て看板を見てみると・・・

「東京リバーサイド蒸溜所」って書いてある!間違いありません、ここは紛れもなく蒸留所・・・って事は、さっきの小学生達は一体何を話していたのだろうか!?・・・なかなか将来が楽しみではありますが(笑)、それはさておき、こんな街中に蒸留所がある事に驚きつつも、興味津々で店頭を覗いてみると・・・

香りを試せるようなサンプルがいくつか並んでいました!そこで、店員さんに話を聞いてみると、ここはクラフトジンの蒸留所だそうで、実際にここで蒸留もしているそうです。そして、こちらのジンは、酒粕や余剰ビール、日本酒などの廃棄されてしまう素材を原料に造られたベーススピリッツを使用しているそうです。やはりコロナなどの影響もあり、消費されずに残ってしまったビールなどがあるらしく、それを再利用して生まれ変わらせる、非常にサステイナブルなジンでもあります。

例えば、これらのジンは日本酒を原料にしたものや、酒粕から造られた粕取り焼酎がベーススピリッツとなっています。しかもエコと言う観点だけではなく、普段ジンに使われるニュートラルスピリッツよりも遥かに豊かな香りがするそうです。

こちらは、私の大好きなベルギービール「ヒューガルデン・ホワイト」や、シカゴ産のIPAが原料のベーススピリッツを使用して造られています。

また、ボタニカル(ジンに香味を加える草根木皮)にも、普段は廃棄されてしまうカカオハスク(外皮)や青森県産の規格外りんご、ロスになってしまう予定だった高知県産の生姜などが使われていて、とても興味深い取り組みだと思いました。

さて、この後実際にいくつか香りを試させていただき、とても個性的なジンにすっかり魅了されてしまった私(笑)。ジンを使ったカクテルのテイクアウトも出来るとの事でしたが、まだ日本酒の酔いも残っていたのでこの後の散策に支障が出る恐れが(笑)。そこで・・・

結局1本買っちゃいました(笑)!こちらは、千代むすび酒造の粕取り焼酎を原酒に使用した「LAST-ELEGANT-」と言う商品で、ラベンダーやハイビスカスなど11種類のボタニカルを使用したフレーバードジン。説明欄には「まるで飲む香水」と書かれていましたが、実際に香りを試してみるととても華やかな香りで、まさに「飲む香水」の表現がぴったり!家に帰ったらゆっくりと味わってみたいと思います。

さて、偶然見つけたジンの蒸留所に興奮冷めやらない私でしたが、この後もお酒を求めての東京散策は続きますので、ぜひ次回もお楽しみに!

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