タスマニアワイン会で大失態(笑)
みなさんこんにちは。1カ月以上前ですが、ワイン仲間と一緒に、私が主催するタスマニアワイン会を開催しました。タスマニアは、オーストラリアの南東の海上にある島で、ここは有名なワイン産地でもあります。今回は、このタスマニア島のワインを中心としたワイン会を企画し、前日まで入念な準備を行いました。そしてワイン会当日、意気揚々と家を出発・・・したのですが、いきなり大失態を犯してしまいました(笑)。車でワインを運んでいる途中、交差点を曲がった拍子に座席の上に置いてあったクーラーバッグが足元に落下!すぐに車を止めて中を見てみると・・・
なんと、クーラーバッグ内は赤ワインの海(笑)。しかも・・・
割れたのは今日の主役であるタスマニアのワインではありませんか(笑)!見た目にはどこも割れた感じはしませんが、よくよく見てみると・・・
落ちた衝撃で瓶底が割れてしまったようです。あ~、みんなも楽しみにしていたワインだけに、申し訳ない気持ちで一杯に・・・。ただ・・・
今日用意したタスマニアのワインの中では一番安価(と言っても6,500円ぐらいしますが(笑))だったので、ある意味このワインで良かった~と安堵している自分もいたりして、完全にメンタルが崩壊状態に(笑)。その後、みんなには割ってしまったことを謝罪し、みんなからいじられながらワイン会がスタート(笑)。まずは・・・
用意した資料を見ながらタスマニアワインと、今日のメインである「スターゲイザー」ワイナリーについて真面目に勉強(笑)。そして、勉強が終わってから・・・
スパークリングワインで乾杯!このワインは、ニュージーランドの「ヴァンダル」という謎のワインメーカー集団が造る「ペットナット」という自然派の製法で造られた微発泡ワインで、少し濁りのある旨苦みが心地よくてとても美味しい!そして・・・
ハムの盛り合わせや・・・
黒酢あんを絡めた鶏の唐揚げなどが登場し、徐々に私のメンタルも回復傾向に(笑)。続いては・・・
白ワインですが、このようにボトルを隠して品種を当ててもらうことに。参加者からは、いろいろな白ブドウの品種が候補に上がりましたが、その答えは・・・
ニュージーランドの「フェルトン・ロード」が造る「ヴァン・グリ」というワインで、ブドウ品種は・・・なんと「ピノ・ノワール」!つまり、黒ブドウで造った白ワインなのです!・・・そして、かなりマニアックなワインを問題に出したことで、再びみんなからはいじられることになりましたが(笑)・・・
ここでブロッコリーとナッツを使った美味しいブルスケッタが登場し、再び息を吹き返します(笑)。その後は・・・
オーストラリアの「ショウ・アンド・スミス」が、冷涼なアデレード・ヒルズで造るシャルドネを試飲し・・・
サーモンの紙包み焼き(本格的!)を堪能したら、いよいよ・・・
本日のメインである「スターゲイザー」のワインが登場!まずは、シャルドネからで、先ほど試飲をしたアデレード・ヒルズとの産地違いによる味わいの違いを比較。そして、本来であればここで「ラダ」というピノ・ムニエ品種とピノ・ノワール品種をブレンドした珍しい赤ワインを試飲する予定でしたが、先ほど割ってしまったので(笑)・・・
次にピノ・ノワールの赤ワインを試飲!ちなみに、タスマニア島は非常に冷涼な気候なので、暑いオーストラリアでもブルゴーニュのようなエレガントで引き締まったスタイルのワインが生まれます。そこで・・・
最後には本場ブルゴーニュの造り手「ジャン・マリー・フーリエ」のピノ・ノワールと比較試飲することに。すると、醸造方法の違いもありますが・・・
右のタスマニアの方が左のブルゴーニュよりも色がやや濃い目の印象で、味わいもタスマニアがしっかりとした果実味や重さのあるスタイルに対して、ブルゴーニュの方がより軽やかでエレガントなスタイルでした(もちろん、タスマニアもオーストラリアとは思えないほどエレガントなスタイルでした!)。その後は・・・
これまた本格的なイカスミパスタが登場し、・・・まだみんな飲み足りない雰囲気だったので・・・
追加でナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンを抜栓(笑)。そして、みんな満足したところで最後は・・・
美味しいデザートが登場してワイン会は無事に終了しました。いや~、それにしても、ワイン会前に主役のワインを割ってしまうとは、夢にも思いませんでした(笑)。これからは、クーラーバッグは絶対に座席の足元に置くようにしたいと思います(笑)。・・・さて、ワイン会後、改めてクーラーバッグを掃除していると、バッグの底に・・・
ワインの中身が!・・・しかし、さすがにこれは飲めないので、香りだけしっかりと嗅いでおきました(笑)。・・・きっと、この香りは一生忘れないだろうな~。