住宅ローンとハイレバFX
ギャンブルが好きな人は多い。パチンコにハマって消費者金融に手を出し大変なことになっている人は沢山いるらしい。ボートレースも最近すごくCMやってる。若いタレントを使ってボートレースのイメージアップに励んでいます。
多くのギャンブル好きは出来るだけ沢山のお金を借りてでも多くの利益を出したいと思うのだろうか?
ハイレバレッジ(100倍以上)のFXもギャンブル的である。自動的にロスカットされるとは言え、持ち金の100倍以上のお金を借りている状態になっているのは間違いないよね。
そういう意味では、住宅ローンも時間とお金をハイレバレッジで借りているという意味では同じような意味だ。自分の将来収入と、購入した住宅・土地を担保にして、比較的低利の借り入れをしているわけです。しかも数千万円単位の。
ギャンブルと夢のマイホームを一緒にするな! とか言われそうですが、実際のところ夢を実現しようと、精一杯背伸びをして借金しまくっているという点では同じなんですよね。
サブプライムローン問題にしても、確かに資金の無い低所得者層に住宅ローンを提供したという意味で、提供者側の倫理の問題もありますが、借りたほうにも当然問題があるわけで。住宅ローンだからギャンブルの借金とは違うんだというのは単なる思い込みなんですよね。
今後30年以上、安定した収入があるというのは、単なる思い込みなわけですね。会社がつぶれるかもしれないし、今みたいなウイルス問題など、不足の事態は常に起こりうるわけです。世界全体が景気低迷になるかもしれない。事故や病気で働けなくなるかもしれない。しかもボーナス時は2倍の支払いとか。ボーナスってあくまでも賞与なわけで、会社が調子悪ければ当然出なくなるわけですよね。
というような事を住宅ローンを組もうとしている人は、考えたほうがいいのかなー、と思ってしまいました。まぁただのおせっかいなわけですが。