ブドウ栽培日記3 #10
みなさんこんにちは。園芸素人の私がブドウ栽培に挑戦するというこの企画、前回は鉢植えのブドウ達に追肥と摘芯の作業を行い、生き残った挿し木のブドウ達を屋外で育て始めましたが、その後の様子はと言うと・・・
相変わらず、円で囲った2つのカベルネが猫背気味に垂れ下がっておりました(笑)。そして、特に右側のカベルネの猫背具合が加速しているような気がしておりましたが・・・
翌日になると、さらに進行しているような気が・・・。そして・・・
さらに翌日になると、その進行具合はより顕著に(この日からは、わかりやすいように奥側を手前にして撮影しています)。逆に、もう一つのカベルネはなんとか持ち堪えたようで、真っすぐ上に向かって伸び始めていました。そして・・・
結局、次の日も復活する気配がなかったので・・・
鉢植えから抜いて確認してみることに。すると、一応発根はしたみたいですが、そこからしっかりと根を生やすことができなかったらしく、このタイミングで力尽きてしまったようです。いや~、もう少しだったので非常に残念ですし、やはり挿し木は奥が深いと改めて思いました。さて、一方の鉢植えのブドウ達ですが・・・
こちらはカベルネちゃんですが、だいぶ鉢の根本周りがわちゃわちゃしちゃってますね~(笑)。そこで・・・
今回は夏季剪定を行うことに。まずは根本付近の枝からカット。さらに・・・
その下から生えていた枝も邪魔なので剪定することに。続いては・・・
こちらの横に伸びてしまった枝。
すでになかなかの太さになっているので、剪定するのも一苦労でしたが・・・
この通りすっきりとした鉢周りになりました。これで風通しも良くなるので、病気のリスクも減らせそうです。さらに・・・
勢いに乗った私は(笑)、背面側から伸びていたこの枝も思い切って剪定することに。これによって・・・
裏側も多少すっきりとした印象になり、風通しも良くなった感じがします。これでとりあえずカベルネちゃんの剪定は完了。
こうやって見てみると、落とした枝がかなり大きかったのがよくわかります。ちょっと勿体ない感じもしますが(笑)、今度はシャルドネちゃんの剪定に取り掛かります。シャルドネちゃんは、前回も少しだけ剪定を行いましたが・・・
まだまだ鉢の根本周りの通気性が良くないので・・・
一番邪魔をしていたこの枝を剪定することに。さらに、他にも細々とした部分の枝や葉っぱを剪定した結果・・・
こちらも、かなり鉢の根本周りの通気性がアップしました。そして、最後にそれぞれの剪定箇所に癒合剤を塗って・・・
夏季剪定は無事に終了しました!見た目もだいぶシュっとしていい感じになりました(笑)。その後は・・・
追肥した肥料の状態を確認しましたが、シャルドネちゃんの鉢は徐々に肥料が砕けて効果が出始めている様子でした。一方の・・・
カベルネちゃんの鉢も、肥料が綺麗に砕けて効果を発揮し始めている様子でした。そして、ブドウの房の状態も確認してみると・・・
シャルドネちゃんの房は、小さいけどしっかりとした粒に成長していました!一方のカベルネちゃんの房は・・・
なんと、かなり大きく成長しておりました!しかも粒の数も豊富で、ますます今後が楽しみな状況ですが・・・
房の表面をよく見てみると、一部の房に白いカビのようなものが付いているのが確認出来ました。・・・これは一体何なのでしょうか、少し心配ではありますが、しばらくは様子を見守っていきたいと思います。そして最後に・・・
一応、挿し木の先輩カベルネの様子も見ておきましょう(笑)。ご覧の通り、ある意味一番順調に成長を続けているのかもしれません(笑)。と言うことで、去年の失敗を糧に早めに手を打った今年ですが、房の状態に関しては去年の経験が無いので何とも言えません。果たして、無事に収穫出来るところまで成長してくれるのか、今後のブドウ栽培日記もお楽しみに!