第6回ビットコイン報酬配布&ルーティングランキング公開

第6回ビットコイン報酬配布&ルーティングランキング公開

第6週は先日アナウンスした通り、7月17日〜7月31日のルーティングランキングに応じて、Top20のノードにビットコイン報酬を配りました!ルーティングランキングと配布額は以下の通りです。

トップ3はbiribiri, Hyperbitcoinization, HashManということで、やはり前回の上位ランカーが強い状況が続きました。4位には前回のトップ10圏外からANDGOノードがランクイン、Monamonaさんは9位からランクを上げ5位に浮上。次のランキング発表は2週間後ですから、果たして次回はランキングに大きな変更があるか今から自分も楽しみです。トップノードの皆さん、リバランスや地道な改善お疲れさまです。

Diamond Handsプロジェクトアップデート

プロジェクト概要↓

前回同様、今の所のルーティング状況や、参加ノードの状態についてまとめておきます。

Diamond Handsルーティング状況

先週(7月25日〜31日)の合計ルーティング金額はついに連続ATH更新がストップし、118788532Sats(1.18BTCは)、先週比約マイナス11%にとどまりました。

先週時点では週末のルーティングボーナスランキングもあったので、ルーティング金額も伸びていくかと想定していましたが、思った以上に先週はルーティング金額は伸びませんでした。要因は色々あると思いますが、先週一部のチャネルが強制的に複数一気に閉鎖される、というLNDの問題があったり(これについては結構重要な問題なので、後ほどレポートで改めてまとめる予定です)、DH参加ノードのりバランス需要の実験などが一周して落ちてきたから、などが考えられます。

来週はATHを更新できるかはまだわかりませんが、8月はDiamond Handsノードの方も単純なルーティング金額の最大化だけでなく、固定手数料と変動手数料の組み合わせなども利用し、ルーティング収益をもう少し上げること、また追加でさらに外部のノードへの接続も増やしたり、ルーティングデータのより詳細な分析など、少し違うアプローチをとっていく予定です。

Diamond Handsキャパシティ&チャネル状況

21年8月2日時点で、Diamond Handsノードの合計キャパシティは約10.9BTC、チャネル数は213です。先週のキャパシティからほぼ横ばいで、チャネル数は微増の+14でした。

ルーティング金額同様、やはり全体のキャパシティの成長も鈍化し、チャネル数の伸びも減少してきています。

Diamond Handsは別にそこまで急いで急成長を目指しているわけではないですが、ここから地道にキャパシティとチャネル数両方を伸ばせるように啓蒙活動を地味に続けたり、今までと少し違うタイプの企画を練ったりするのが必要そうです。8月にはDiamond Handsプロジェクトを紹介するランディングページを立ち上げたり、簡単なデザインや開発などをコミュニティメンバーと共同でやっていく話しも立ち上がっており、新しいチャレンジをして参加ノードと一緒に更にフルノードとLightningのエコシステムを盛り上げていきたいですね。

その他

初めてルーティングする人続出?

先日とりあえずルーティングをするためにすぐに出来る方法を紹介しましたが、その後比較的すぐにルーティングが発生しました!と報告してくれる人たちが複数いました。

Diamond Handsプロジェクトでは当面参加ノードが最低でも1日一回くらいは安定してルーティングが出来るように基礎の解説や具体的戦略などを他のメンバーと色々共有していく予定なので、まだルーティングしたことない、という人は上記の記事なども参考に始めてみてください。

また、逆に記事の通りやってみたけど、全然ルーティングが起きない、もしくは期待よりイマイチ効果がなかった、という人は是非テレグラムグループ内などで報告してください。全員は無理かもしれませんが、コミュニティ内のメンバーからもアドバイスをもらえるかもしれません。

日本のLightningコミュニティの盛り上がりが海外でも認知?


Diamond Handsプロジェクトを始めてから、当初の想定以上にかなりたくさんの人に参加してもらって、ここまで盛り上がるとは思ってなかったのですが、どうやら海外のサービスのアクセス的にも日本がじわじわ存在感を見せてきているようです。

Lightningノードのエクスプローラーを開発しているAmbossが国ごとのアクセスランキングを発表しており、それによれば1位がアメリカ、2位がドイツ、3位が日本ということで、日本はちょっと驚きです!と自分たちで言っちゃってます笑

Diamond Handsプロジェクト内でも結構Ambossを押してますし、日本からもAmbossを使って色んなノードの情報やチャネル開設状況を確認している人も多いはずです。こういう感じでLightning系のサービスで日本の利用が多いと、そのままそれがコミュニティ全体としての交渉力や、日本語対応への後押しなどにもなるのでAmboss以外でもこういう状況が続くと素晴らしいです。

実際アメリカ1位は不動な感じがしますが、Lightningに関してはユーザー数や市場規模などでは日本がドイツを超えることは普通に可能だと思います。日本は昔は取引高などで世界でトップだったこともあり、そのときは海外からの注目も高かったのですが、その後どんどん衰退して、今だと日本が何かしら意味のある貢献やプレゼンスを持っている領域はほとんどないように思えます。

正直に言うと日本市場がどうなるか、というのは自分は個人的にはそこまで重視していない面もあるのですが(規制や税制などの影響もありすでに結構諦めている部分もある)、折角日本でこうしてLightningのコミュニティが盛り上がりつつあるので、国ごとのプレゼンスでも上位を狙っていければ面白いんじゃないかと思います。

Diamond Handsのコミュニティ内でデザインや開発部隊が誕生?

すでに一部動き始めていますが、DHコミュニティ内の有志でデザインやソースコードをオープン化して、一緒に何か作っていこうという動きが生まれつつあります。これはマジでありがたいですし、何かを開発するにも他の開発者やデザイナーと一緒にプロジェクトを進めたり、またその他の参加者がテストをしたり、使ってくれたりするだけでなく、Diamond Handsコミュニティ全体でブランディングに協力して、海外でも使ってもらえるサービスやツールというのも作れると思っています。

Lightningのコミュニティは特に最近少しづつ加速的に立ち上がりつつありますが、それでもまだツールやサービスの開発はこれから、という状況です。個人でも開発やデザイン、その他アイディアの共有や宣伝協力など、やれることは多いですし、そういうのをまだ国内外でやったもの勝ち、という部分もまだまだ残っているので、8月以降はこういう活動もさらに色々プロデュースしたいと思っています。

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