韓国ブロックチェーン業界の眠れる獅子「Klaytn」
こんにちは、ビニールです!
今回はkakao talkで有名なkakaoが仕掛けるプロジェクトである「Klaytn」を紹介します。
早速、エコシステムについて。
(引用:https://www.klaytn.com/governance-council)
Klaytnプロジェクトは、この図の下に位置する「GROUND X」というkakaoのブロックチェーン部門が行っています。将来的には、kakaoグループの中でこのKlaltnが使われていくことで、トークンエコノミーが確立していく可能性が高いです。もちろんdaapsユーザーにも使用されていく可能性が高いので、期待値は高いと感じます。気になる点としては、液晶パネルなどで有名な「LGグループ」や、そして日本のゲーム会社「gumi」も参加しています。
では、KlaytnのDappはどうなっているのか見ていきます。
2020年5月30日現在、Dapp.comに掲載されているDapp一覧は次の通りです。
この中では、Cosmochainが多くのユーザーを獲得しています。このプロジェクトは以前から取引所に上場しており、名前は見かけたことがありました。kakao investmentから資金提供を受けています。Cosmochainは、コスメ関係のプロジェクトで、コスメの情報をシェアするDappです。日本からも韓国にコスメを買いに行く人もいるので、もしかして韓国はコスメ大国なのかもしれません。それともただ免税だから、日本から行っているだけなのでしょうか。
もう一つ気になっているDappはWhoooです。
この画像、フーッと息を吹きかけているのでネーミングとかけてるんでしょうね。
(引用:https://whooo.dating/en/index.html)
いわゆる、マッチングアプリです。どこの国でもマッチングブームみたいですね。つまりそれだけ、潜在的な市場価値が高いのかもしれません。伸び代を感じます。Whoooはユーザーの位置情報や興味に基づいてマッチングを行うサービスで、上の画像だと映画館なので映画好きがマッチングされるということです。共通の趣味を持ったカップルはいいと思います(遠い目)
しかし、ここまでは普通のマッチングアプリとさほど変わりません。KlaytnのDappとしてのWhoooの特徴は、Klaytnによる技術が実装されている点です。
① データ管理技術を利用
② アクションごとにトークンを得ることができる
(引用:https://whooo.dating/en/index.html)
プロフィール登録や興味ある分野を登録するだけでトークンがもらえるようです。情報を登録するだけでトークンをもらえるということは、消費者情報などのデータに価値があるということです。ビッグデータやAIといった技術革新には必要不可欠とされています。私たち日本人のデータも、今後全てマイナンバーに紐付けされていくのでしょう。そして、特別定額給付金の申請書、早く届いて欲しいです。
最後の最後ですが、KlaytnではDappのことをBApps (Blockchain Application)と定義するようです。個人的には日本国内はもちろんですが、韓国でのブロックチェーンプロジェクトの盛り上がりに期待をしています。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
おわり。
(有料部分はチャート貼ってます)