高齢の人を老害と呼ぶのではなく好奇心を失った人のことを老害と呼ぶべき
先日当社にもパートさんが来てくれるようになりまして。身銭を切って人様に来ていただくというのは、サラリーマン時代の部下や後輩とは全く異質なのですが、これはまた別のお話で。事務所の近くにフルーツサンド屋さんが出来たというのでオッサンが行くと確実にヤバい店内装飾でしたがパートさんに甘いもので釣ろうと勇気を出して買ってきました。
どう見ても女子のお口サイズです。ありがとうございました
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人は例外なく歳を重ねます。福祉の現場では程度の違いはあれどおおむね皆さんお元気です。世間一般でいう「面倒くさい老害」は意外と少なくスタッフが持ち歩く道具の用途や呼び名を聞いて学びたがる人までいます。
世間一般で老害とはどういったニュアンスを指すのでしょうか。「若い世代の意見や価値観とは大きく乖離した発言をする隠居じーさん」や「パソコンや日報といった新しい社内ツールをことごとく拒否して部下にやらせて逃げる上司」を指すのでしょうか。
逆にいえば「若い世代の価値観や意見を積極的に吸収しようとするじーさん」や「パソコンやスマホを必死で覚えて何ならより便利なツールを探してくる上司」がいたらその人は老害ではないといえませんか。
ということは、「老害」は年齢を基準に設定できる用語ではないが、多くの場合年齢を基準にしても差し支えないもの、と言う事ができそうです。
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年齢で多くの人が当てはまるけれど必ず訪れるとは限らない要素は何か。
きっとそれは好奇心。「これなに?」という未知の存在に対する興味が薄くなってくることが原因だと私は考えます。加齢によって好奇心が薄くなることは避けられないのですが、だからこそ人一倍好奇心を持ちつづけないと人から老害と呼ばれ邪魔者扱いされてしまうと考えます。
これは私の息子ですが、この工具が怪我をするリスクも知らずただ無心で遊んでいます。好奇心爆発の毎日で「ケガするかな?」よりも「これはどんな味?硬さ?重さ?冷たい?」が先行します。私も多少怪我するくらいならぐっと耐えて挙動を見守ります。あまり人様にいいづらいくらいは良く怪我をします。
子を持つと分かりますが、人は無知な者に口を出したくなります。ですが無知な者からすれば「俺は俺のタイミングでつまづいて経験値を獲得したい。ほおっておいてくれ」です。私はそうでした。
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パソコンを触り倒しているとスマホにも抵抗が無いように、知識の差分アップデートは容易です。だから人は常に小さな差分を埋め続ける事が大事だと考えます。
- 仮想通貨取引所登録してビットコインちょびっとでも買ってみたり
- 出来なくても良いので簡単な言語でhelloworld出してみたり
- ツイッターアカウントつくってこんにちわ世界とつぶやいてみたり
どんなに些細な挑戦でも続けないと、それは成長著しい若い世代からしたら「まったく物を覚えようとしない老害じじいだな。目障りだ」と思われます。好奇心が薄くなってきた人は終わりの始まりです。
逆にスマホ無くても困らないよって言ってる人に「いやあなたが持ってない事で周りみんなが困ってるんですけど!」って返してやりたいですね
知る事を面倒くさがり出したら老害の入り口。年齢は関係ない。若い人も年寄りも常に周囲の見知らぬものへ興味を持ち続けないと周りから老害って呼ばれますよ。
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宣伝です。小さな会社を田舎で営んでいるのですが人口少ないのでレビューが増えません。この記事がおもろいやんけと思った人はレビューで★を付けてください。ペイドパブには反対なのでお金は差し上げられませんが愛媛県に来られた時は松山の百貨店屋上にある観覧車に一緒に乗ります