コノスル・オーガニックを飲んでみた

コノスル・オーガニックを飲んでみた

みなさんこんにちは。今回も、あのDIY達人の友人とガレージ飲みをした時の話を書いてみたいと思います。

いつものガレージ飲みでは、私がワインを持って行く事が多いのですが、今回は友人が「今日はワインを用意したから」と言ってきました。そして、ガレージに着くとこのワインが用意されていました。

チリを代表するワイン「コノスル」です。自転車のイラストが目印で、スーパーなどでも見かける安旨ワインの定番です。みなさんもどこかで一度は見かけたり、お世話になった事があるかもしれません。

そんなコノスルですが、今回のこのワインに関しては、普段私がお世話になっているものとはラベルの趣が少し違っていました。そこでよく見てみると・・・

オーガニックワインの文字が!

そうです、このワインは・・・

コノスル オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン/カルメネール/シラー

フランスに本部を置く国際有機認証機関であるエコサートにより、化学薬品を全く使用していないと言う認定を受けた畑のブドウで醸造されているようです。

エコサートの認定マークが描かれています。

そして、その隣にはヴィーガン認証のマークも描かれています。ヴィーガンとは、乳製品や卵を含む全ての動物性食品を一切口にしない「完全菜食主義者」を意味します。

みなさんは、元々ワインは植物から作られているからあまり関係ないと思われるかもしれません。しかし、ワインの工程の中には「清澄」と呼ばれる、ワインの透明度を高める作業があるのですが、この時にその清澄剤として卵白などの動物性の原料が使われる事があるのです。

このワインは、その清澄剤にも動物性の原料を使っていないため、ヴィーガンの方でも楽しめるワインになっているのです。

そんなこだわりのオーガニックコノスルを、さっそく飲んでみたいと思います。

ガレージ感満載の背景ですが(笑)、グラスに注いでみると・・・

かなり濃い目の色合いで、香りには赤や黒のベリー系果実のニュアンスや針葉樹のような少し清涼感を感じるような緑の香り、そして樽やチョコレートのような甘香ばしいニュアンスが感じられました。

そして味わいは、凝縮した果実のニュアンスに、口当たりは丸いがしっかりとしたボリュームのタンニンが溶け合う絶妙のバランスでした。オーガニックワイン特有の優しいタッチはあるものの、かなり飲みごたえのある味わいにコストパフォーマンスの高さを感じました(おそらく価格は1,000円ぐらい)。

さて、今回は特におつまみを用意していなかったので、ペアリングに関しては適当にあるもので済ませました。それが・・・

かきたね チーズ黒胡椒(笑)。

これだけしっかりとしたタンニンと味わいのある赤ワインであれば、ビーフジャーキーなどと合わせたいところですが、意外にもこのかきたねのチーズのコクと余韻に感じる黒胡椒のスパイス感が、このワインと合っていました(やはり、ペアリングは試してみないとわからないものですね(笑))。

いかがでしたか?今回、改めてコノスルを飲んで感じた事、それは・・・

コノスル恐るべし!

と言う事です(笑)。正直、この価格帯でこのクオリティーのワインを提供しているのは凄いと思いました。お手頃な値段で外したくない時には、コノスルは間違いないチョイスだと思います。コノスルにはこの他にもシリーズがあるようなので、今度はそちらも試してみたくなりました。

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