ルーティング要求のレート制限で資源効率を向上させる

前回の記事でDiamondhandsノードのルーティングエラー統計について紹介しました。このルーティングエラーの中には自身ではどうにもできないエラーがあり、前回の記事ではエラー番号99がそれであり、DOWNSTREAM_ERROR、後続エラーなどと呼んでいます。そのようなルーティングエラーが多発している場合、そのルーティング要求をしているノード、チャネルに対してレート制限を掛けることが望ましいです。

また、DOWNSTREAM_ERRORを多発させている先行チャネルを特定して、そのチャネルからのルーティング成功率や収益性などを調べてみます。DOWNSTREAM_ERRORが多発していても、ルーティング成功回数や金額が多く収益性が良い場合はレート制限をすると収益が落ちる場合があります。なので、DOWNSTREAM_ERRORを多発させているかつルーティングの収益性が悪いチャネルを特定させて、そのチャネルに対してレート制限をかけてみるのが良さそうです。

以下の画像はルーティングエラーの統計データからある1日を選んで、チャネル別にエラー回数を集計したものになります。

この続き : 163字 / 画像 2枚
3,000

会員登録 / ログインして続きを読む

関連記事

記事を書いた人

ちょビットコイナー nostr id: npub1l83ycz54gng3nd8suvww43fardjsca37x7z5rcwlmeqzudg027fqe9hwaa

SNSにシェア

このクリエイターの人気記事

LNノードの運用益はどれぐらい?パート1

1821

【Muun】ちょっと変わったライトニング搭載ノンカストディアルウォレット

1722

LNノードの運用益はどれぐらい?パート3

1092