猫でも分かるLightning Network解説!
ライトニングネットワークは、ビットコインを拡張した技術です。ビットコインが有名になったことで、ビットコインを使うユーザが多くなり、それによって、送金手数料が高くなったり、送金時間が遅くなってしまいました。これを「スケーリング問題」というのですが、この問題を解決するために「ライトニングネットワーク」という技術が開発されました。
現在、ライトニングネットワークはビットコインのメインネット上で稼動し、多くのユーザーに使われています。ただ日本ではまだまだ認知度も低く使われていないのが現状です(泣)
さて、今回のブログでは、ライトニングネットワークの仕組みを簡単に説明しようと思います。タイトルにあるように、猫でも分かる解説です!
ライトニングネットワークでは、主に以下の2つの仕組みで構成されており、今回は「ペイメントチャネル」について説明します。
- ペイメントチャネル
- マルチホップペイメント
ペイメントチャネルとは?
まず始めに、もし通常のビットコインを使ってコーヒーを3杯買った場合、どうなるかを見てみましょう。以下の図をみると、支払い毎に手数料を払う必要があるのが分かります。
では、なぜ支払い毎に手数料が発生するのか?ビットコインにおける手数料とは何か?ですが、手数料とは「ブロックチェーンへのデータ書き込み」をする時に発生する費用のことなんです。
なので、このブロックチェーンへの書き込み回数を少なくしてあげれば手数料が減ることになります。
では、どのようにすれば書き込み回数を減らすことができるのかについて見ていきましょう。
まず始めに、お客とお店との間で「バランスシート」を作成します。この時に、お客はいくらデポジットするかを決めます。以下の例では3ビットコインをデポジットしています。バランスシートはAさんが3BTCでお店が0BTCであることを確認しましょう。
そして、コーヒーを買うときに、このバランスシートを更新します。コーヒー1杯1BTCなんて高額ですね笑。バランスシートはAさんが2BTCでお店が1BTCになったことに注目してください。
二杯目を買うときも、再度バランスシートを更新します。
三杯目を買うときも、再度バランスシートを更新します
このような流れで、