もし、余命があと1年だったら

もし、余命があと1年だったら

統合失調症、うつ状態で苦しむこと早10年。季節は無感情に巡り、私を何周も置き去りにしていきました。

精神疾患、精神障害というのは余命が宣告されるタイプの病気ではありません。でも、もし余命があったら?

最近少し考えます。あと1年生きると、私は死ぬ。そういうことにしたら、私はどうなるだろう?余命を嘆くかな?1年を充実させて、楽しんで生きるかな?

考えてみたとき、まず思うのがやっと終わりか、という気持ちです。やっと終わりか。やっと・・・。大きな安堵を感じると思います。

うつ状態というのは、言うだけなら簡単ですが、これを何年、何十年と続けるのはひどく、ひどく苦しいです。終わりのないマラソン、止まることのできない、休むことのできないマラソンを走り続けるような苦しさです。

次に、呆然として、空しい気持ちになると思います。人生で何もできなった。幸せになることすら・・・ほとんどできなかった。

苦しみが長く長く続いた末に、それだけで、苦しみだけで人生が終わることがあり得る。というか、精神障害者というのは半分以上はそういう人生になるのではないかと感じています。

余命1年・・・そういう見方で言えば、10代から70代まで70年間苦しむよりはマシかもしれません。

私は趣味でギャンブルをするので、確率で考えて勝負を降りたり、やめたりすることもあります。じゃあ、人生に損切を考えたら・・・

自分の命というのは無感情になんてなれる問題ではないですが、もし他人事なら”損切”しても不思議には感じないと思います。

それくらい一般的にも治らないし、だらだらと遷延するうつ状態の感覚を知ったら、これはあまりにも重いハンデだと感じます。

それでは、最近あったちょっとうれしかったことを以下にどうぞ。

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