私の Umbrel 用部品リスト
現在のところ安定稼働している Umbrel 用の部品リストを、今後組み立てる方の参考として記事にまとめました。
部品さえ揃えば Umbrel 用のマシンの組み立てやセットアップは簡単なので、すでに動作実績がある部品を共有することで、新たに Bitcoin / Lightning ノードを立てる方の失敗確率を少しでも下げることができればと思っています。
特に Raspberry Pi は、よくある 5V
ではなく、 5.1V
の電源を使用することが求められているので、すでに Umbrel 用のマシンを構築していて Umbrel の動作が不安定である場合は、電源を見直してみるのも良いかもしれません。
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現在動作中の Umbrel で使用している部品一覧
以下の部品を使用して組み立てた Umbrel が問題なく安定動作しています。
- Raspberry Pi 4 Model B 8GB
- ケース: GeeekPi Raspberry Pi 4 ケース Argon ONE M.2アルミニウムケース
- SDカード: サンディスク microSD 64GB UHS-I U3 V30
- SSD: Western Digital M.2 1TB
- 電源: Raspberry Pi 4 用 5.1V
上記5点の部品だけで Umbrel 用のマシンを組み立てることはできますが、基本的にはルータと有線 LAN で接続をすることになるので、 LAN ケーブルがなければ用意しておいたほうが良いと思います。
また、 Umbrel OS を SD カードに書き込む際に、 コンピュータと SD カードを接続するアダプタが必要になるケースもあるかと思います。以下のような、USB 3.0 と USB Type C 双方に対応しているアダプタを1つ持っておくと便利だと思います。
工具
工具は小さなプラスドライバーさえあれば組み立てることができますが、SSD を取り付けるネジについて、1段目と2段目が固くて外すのに苦労をする場合があるので、ラジオペンチ等を用意しておくとベターだと思います。
Raspberry Pi 用ケースの設定
本記事で紹介した Raspberry Pi 用のケース Argon ONE M.2アルミニウムケース ですが、組み立て中にピンヘッダ用のジャンパーピン(こういうやつ)の差し込み位置を変えることで、「常時電源オンモード」に設定可能です。停電等を考えると「常時電源オンモード」にしておいたほうが良いと思います。
また、ケース組み立ての前に SD カードに Umbrel OS を焼いておいたほうが良いと思います。(SD カードを入れ忘れ・ SD カードへの OS 書き忘れを防ぐため)
Raspberry Pi の電源について
- よく販売されている USB-C 用の電源は
5V
なのですが、Raspberry Pi の電源は5.1V
であることが求められています。(ソース) - 5V の電源でも、多くの場合は問題なく動作しますが、外部機器を接続した際に動作が不安定になることがあります。
- 実際に、私の場合は、おそらく電源が問題で SSD のデータ(Bitcoin ブロックチェーンのデータベース)が破損したことがあります。
- 「電源は
5V
ではなく、5.1V
のものを利用する」というのは注意しておいて良いのではないかと思います。
おしまい🐣