フィアット(法定通貨)はscamなのか?
あるビットコイン マキシマリストさんの呟きを見てですが、BTCの価値の源泉はエネルギーの有限性であることを主張しています。マイニングをするには電気が必要であり、その電気を使うにはエネルギーが必要ですが、地球上にはエネルギーを作る物質の量には限界があり、それが価値の源泉となるという考えのようです。
一方、PoS通貨はそんな価値の源泉はなく、運営が発行するトークンの枚数の多さに重点を置いていることから本質的な価値はゼロであり、scamと主張しています。
それならば、アルトコインに限らず、アメリカドルや日本円といったフィアットもscamと言えないのでしょうか。
フィアットは政府や中央銀行が発行した通貨は市場価値があると主張していることを信用してお金として成立しています。その価値の担保となる物質的なものはありません。フィアットでは運営といえるのが政府や中央銀行といえます。
その事を考えて、アメリカドルや日本円はscamなのでしょうか?
日常生活においてはフィアットで決済されます。フィアットがなければ生活はできませんし、労働しないとフィアットは手に入れられません。それでも本当にscamといえるのでしょうか?