ミハラぶりっとリアペ
これまでのエピソードを聞いた感想。
投資やクリプト以外の話題が面白い。
三原さんの高校の先生の話とか、木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのかの話とか。
ビットコイン関連だと、2人共ビットコイナーではないとしているが、特にぶりっとさんはあえて投資家視点で発言している。
これから聞くなら、第二回目のWebXを語る回が、2人のビットコインへの感覚やスタンスを理解するのに分かり易い。
・ビットコインとWeb3は別物。ビットコインマキシがWeb3界隈を批判しても無駄。
・Web3は非中央集権とか言うのは止めて、便利なら何でもいいという立場を明確にしたほうがいい。
・ビットコインは好きだが、スマコンが利便性を提供してくれるなら応援するし、シットコイン上等!?で進んでほしい。
・ビットコインのマスアダプションにおいて、秘密鍵管理や署名の面倒さが障壁。
・ぶりっと氏を含め、詳しい人々でもgoxしているのだから、一般層が手を出せる代物ではない。本格的な普及には、気軽に自己管理が可能になる技術的ブレイクスルーが不可欠。
→ぶりっとさんは、資産を増やし、他者より優位な立場を保てるツールとしてクリプトを触っており、ビットコインによる社会変革、といった思想は重要ではないと考えている。
資産運用としてビットコインに興味を持っている層か、世界を変えうる革命的テクノロジーに惹かれる層かによって、共感度が変わる。が、ビットコイン普及を考えるとき、彼の疑問に向き合う必要性はある。
それと同時に、長年界隈にいる人でも本質を捉えるのが難しい、ビットコインの奥深さと、稀有な魅力に気付かされる。
フィアット価格で騒がれないうちに、ゆっくり、だが確実に進化を遂げるのがビットコインだと思う。本当の価値に最初から多数派が気づくことはなく、気づいたときには、もう安価には手に入らない。需給逼迫により、その価値はさらに高まっていくだろう。
イノベーターやアーリーアダプターになれた幸運よりも、ビットコインの可能性を理解して継続する力が貴重。
ビットコインは単なる技術でありツール。聖杯でもなければ、ユートピアでもない。相場の浮き沈みの中で、欲に溺れ、おかしな方向に動き出し、ビットコインから離れていく人々が多数いる中で、開発、啓蒙、HODLする人々にこそ、本当の価値が宿る。