Lightning Network エコシステムマップ内のプロジェクトまとめ1/2
2021年2月15日最新。Spotlightを使ってみるという試みであり、金銭獲得が目的ではありません。全文はMediumで無料でご覧いただけます。
2021年1月 ベトナム最古の取引所VBTC・出金時のLN対応
2021年1月 OKex・入出金時のLN対応予定(Q2)
2021年1月 最大級取引所OKCoin・入出金時のLN対応予定(Q1)
2021年1月 英国CoinCorner・ 入出金時のLN対応
2020年12月 Kraken・LN対応予定(2021年)
2019年12月 River Financial・入出金時のLN対応
2019年12月 Bitfinex・入出金時のLN対応
現在世界中で取引所がLitghning Network対応を進めています。多くのユーザーが利用する取引所でのLN対応開始は、飛躍的なネットワーク効果をもたらします。つまり、LNを使うユーザーが増えれば増えるほどLNで取引できる相手が増加し、LN自体の価値が高まります。そのような成長を続けるLNのエコシステムと個々のPJについて今日は見ていきます。
目次
- Fulgur VenturesによるLNエコシステム分析
- Shops
- Gaming
- Wallet & Payments
- Social
- Merchant, Paywall & Tipping Service
- Rewards & Earning
- Financial Infrastructure & LiFi
- Node Management
- Infrastructure & Development
- 最後に
1. Fulgur VenturesによるLNエコシステム分析
本記事で出てくるエコシステム分析はFulgur Venturesが2020年11月に公開した ”Building an overview of the Lightning Network ecosystem” のものです。調査は2020年夏秋に実施され、2018年と2019年の先行調査を一部ベースに、コミュニティで維持されている貴重な資源が利用されています(元記事中Appendix2をご参考ください。)。
元記事中 In a nutshell (要するに…) から顕著に思えるものを抜粋すると、
・322のアプリやプロジェクトが観測されました(2018年は約93件、2019年は約151件)。
・エコシステムの成長は主にLightningネイティブプロジェクト(2017年以降に開始された282件)によって牽引されていますが、現在の暗号資産企業の間での技術の採用も注目されています(2017年以前に設立された40社がLightningのサポートを主張しています)。
インサイトフルな内容ですので是非読んで頂ればと思います!そしてここでは、記事中で取り上げられていないエコシステムマップ内の個々の企業やPJについて書いていきます。Nayuta からも2つのプロジェクト、Nayuta Wallet Kit と Ptarmigan(LN実装)が取り上げられています!
2. Shops
ln.pizza
・LNでドミノピザがオーダー出来るサイト。ディスカウント価格。LND使用。アメリカ限定。
・Fold Inc. が運営。
・Crunchbaseより投資は、Boost VC, Visary Capital, Fulgur Ventures, CoinShares, Goldcrest Capital, Craft Ventures, Slow Ventures, (ThesisはCrunchbaseに記載はないがWebサイトに記載あり)。
TravelbyBit
・フライト予約サイト。クリプトで支払い可能。リワード有。
・TravelbyBitが運営。
・Crunchbaseより投資は、Queensland Government, Binance。
PeerName
・ドメイン取得サイト。提供されるドメインはブロックチェーンベース。BTC/LNで支払う。
・PeerNameが運営。
Communion
・携帯サービス。SIMスワップの心配が少ない。毎月ビットコインがSIMに関連づけられたウォレットに還元される。
Coincards.ca
・リテイラーからギフトカード、、モバイルトップアップ、プリペイド商品券を購入できるサイト。クリプトで支払い可能。
・Stuff Technologies Inc.が運営。
Pollo Feed
・LNで支払うと鶏に遠隔で餌をあげることが出来る。
LNDlife
・雑貨を販売しているショップ。LNでのみ支払いが可能。
・LNDLifeが運営。