Speedy Trial の問題点 on Monacoin/Taproot

つぶやき。ぽえむ。

ぽえむにしては、ちょっと技術的/政治的っぽい。しらんけど。

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この Spotlight 記事が起点となる。

記事には筆者である yuya 氏の私見が含まれているかもしれないが、客観的事実から大きく乖離しているようには読めなかったので、一般論と見做して引用する。(←投げ銭に値する良記事と思いますが、当記事の参考としてだけならば、無料部分の範囲だけでも問題ありません)

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一部ノイジーマイノリティ (複垢使っているのがバレバレ1名をメジャーと呼べるはずもない) にうんざりしかかっている複数 dev により、モナコインに Taproot を導入する可能性について、後ろ向きな検討をしたりしなかったりしている。

愚痴は脇に置くとして。

ビットコインにおいて Taproot は Speedy Trial という方法でアクティベートされた。ビットコインに盲目的に追従するなら、モナコインも Speedy Trial を採用すべきだろう。

ここで、ビットコイナーである Yuya 氏の視点でのビットコイン固有の事情を引用する。引用長くなるが、Yuya 氏の見解を曲解することを避けるため、まずは要約しない。

Speedy Trialは名前の指すように短期間によるアクティベーション方法です。このSTは、三か月以内に90%のシグナルによってアクティベーションをするというものです。もし閾値に達しなかった場合、アクティベーションは失敗となり、別な方法でアクティベーションをすることとなります。これが提案された背景には、上記で紹介したようなマイナーによるシグナル拒否やチェーンの分裂の可能性、ユーザーもマイナーも一年という長期期間に渡るアクティベーションには疲弊してしまうという理由があります。なので、まずは短期間で全員のコンセンサスを伺ってみよう、というコンセプトから生まれました。結果的には、Speedy Trialによって90%のシグナルを獲得して見事Taprootソフトフォークは成功しました。

一見すると、Speedy Trialは短期間でサクッと支持率を調べることができるお手軽な方法のように見えます。しかし、Speedy Trialは「短期間かつ閾値に達しなかった場合は失敗する」という特徴から、マイナーにとって有利だと訴える人たちがいます

Speedy TrialはBIP9の短期版と捉えることができ、短期間であるがゆえにマイナーは例えばユーザー全体がアクティベーションに賛成だとしても、あえてシグナルを発生させないことが可能で、それによる被害も受けることはありません。なぜなら、Speedy Trialは閾値に達しなかった場合は失敗するだけだからです。逆にBIP8のLOT=Trueのようなアクティベーション方法の場合、シグナルを発しないマイナーはネットワークから拒否されてしまうので、自分勝手な行動ができません。よって、Speedy Trialはマイナーに有利に働くからアクティベーション方法として採用すべきではない、ということが言えるのです。この見解も賛否両論あると思いますが、個人的には、Taprootではそれを採用するデメリットが全くない、という支持率があったからこそうまくいったのだと思います。

以前から無職業者 BOT は、「現状のモナコインでの Taproot アクティベーションはマイナーらにメリットがない」と主張し続けていたところ。

つまり、現状でのモナコインの Taproot アクティベーションは、妄想に取り憑かれしまったノイジーマイノリティがどれだけ叫ぼうと、マイナーの支持を得られず失敗する可能性が、割とある。

ここで、性悪な BOT は、このようなシナリオでの収束を考え始めている。

  1. 「はいはいオジイチャンの言うとおりですねービットコインこそ真実」と折れて、Speedy Trial は実施する。
    1. 並行して bitcointalk などを通じ、マイナーらに、現状でのアクティベーションで想定されるデメリットを隠さず伝える。
  2. Speedy Trial が…
    1.  失敗したら、この話はおしまい。モナコインとビットコインとでは事情が違うと判明する。
      1. 失敗した後で「BIP8/9 で投票し直しすべき」など叫びだすノイジーは想定される。が、ビットコインでは計画されたが実施はされなかったので、既に世界線が違う。
    2. 仮に成功しても、無職業者 BOT には実害はない。
      1. そもそも「時期の問題だ」「今ではない」が主張なので。時間軸がズレただけ。
      2. かなり収益性が悪いはず(下手したら原価割れ)のモナコインを掘っているマイナーが少なくないと想定されるなか、経済合理を無視して賛成のシグナルを出すマイナーが登場する可能性も、ゼロではない。そこは織り込み済み。
  3. 仮にアクティベートされたとして…
    1. Taproot 起因の副作用が何らかでもあった場合、その原因はノイジーマイノリティである。モナコインの dev 関連からは、ご隠居頂く。
    2. 何らの副作用も無かった場合、それはそれで良かったね(当面のユースケースは無さそうで盲腸機能になるけど)で、一連の面倒くさい話はおしまい。

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 この通りにするかは不明。こう見えても、core-dev 間の同意を取ってから進めるスタイルなので。微調整があったり、取りやめたりするかもしれない。無職業者 BOT 以外の core-dev は性悪ではないので、もう少し穏当な落とし所を望んでいる可能性もある。

ぽえむ。

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