自己管理してるとビットコイン好きになる説

自己管理してるとビットコイン好きになる説

私は元々株式だけにずっと投資していた。

ビットコインのことはもちろん存在は認知してはいたけれど詳しく調べることはなくて、ビットコイン支持派が想像するような極端な世界はやってこないし、中銀はなんだかんだでうまく経済をコントロールできるはずで、そして何よりも証券会社に預けてる株式のほうがハッキングされて消失することもないし安心できるからビットコインは私には必要ないかなと思ってた。

だったんだけど、COVID-19パンデミックでアメリカが尋常じゃない現金のバラ撒きを始めたタイミングで遅ればせながらこれはと思い立ってビットコインを買った。

コインベースでは配られた給付金の金額ぴったりの入金購入があったみたいな報道があった気がするし、私も定額給付金10万円は入金次第ビットコインにした。(あの時は1BTC=100万円くらいだったから円建てでは9倍以上になってるんだよね…遠い目)

最初はただ単にキャピタルゲイン目的だったから2021年のピークあたりに売ればいいんだろうなあって思ってたんだけど、ビットコインのことを調べていくうちにちょっとずつ興味を持っていって、Ledger NanoとTrezor Model Oneを買って自己管理を始めた。

初めてのときはミスしたらどうしようかと震えながらセットアップしたんだけど、24単語さえ死守すればそれだけで自分の資産を自由にできることに感動した良い思い出。

最初は24単語だけだったんだけど、途中で調べていくうちにそれだけだと不安になって24単語+パスフレーズ→2of3マルチシグになった。

自己管理を始めるとGOXしないために強制的に最低限は調べる必要に迫られて、そうしているうちに少しずつビットコインが好きになっていった。

もともとこういうのは得意じゃなかったし、たぶん取引所に預けっぱなしだと何もする必要がないから調べることもなくて、買ったときの想定通りに一年くらいで売ってた気がする。

だんだん愛着が湧いたというか折角私のものになったビットコインを減らすのが嫌になって、結局あれから1satoshiたりとも売ることなく今に至ってる。

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2020年参入組のにわか、非ビットコイナー、弱小株式投資家

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