DH Magazine Pro 限定動画リアペ+争乱と不安の2017個人的体験記

DH Magazine Pro 限定動画リアペ+争乱と不安の2017個人的体験記

とても共感出来る動画です。最近始めた方も、興味深いリアルな体験が聞けると思います。詳しい内容は7ドル払って見ましょう笑

本当にホントの個人的感想。

私も一番印象に残ってるのはブロックサイズ論争です。例えるならビットコインにおけるマンリフォード頂上戦争でしょうか?ハードフォークは、日本の全国紙も大きい見出しで報じたように思います。通貨としての決済機能やスケーラビリティ重視を掲げる派閥。資産としての価値保存機能とマイナーや取引所へ過度な力を与えない非中央集権重視を掲げる派閥。双方の背後の思惑も絡みつつ、最後までハラハラドキドキの合戦で、一般ユーザーには争乱と不安の2017年でした。

私個人は、ビットコイン誕生前後の2000年代・2010年代、子育てと本業と株式投資に夢中でした。マウントゴックスのニュースも「面白そうなアイデアだけど、投資するにはハイリスクね。」と感じたのを覚えています。

確か2015年頃でしょうか。株式、債券、FX、コモディティなどを一巡して、ビットコインも検討したことがあります。当時は、値ごろ感が不明、開発者やマイナーの内輪もめ、致命的バグのような技術的リスクが推し量れない、みたいな理由で投資を見送ったと記憶しています(ああ無念)

その後、相場が盛り上がりを見せ、ビットコインへの学習意欲が湧き出したのが2017年。この年の春、数年来のブロックサイズ論争が風雲急を告げ、Bitcoin Unlimited失敗、UASF公開、ニューヨーク合意、SegWitアクティベートを経て、夏にハードフォークが発生、秋のハッシュウォー、SegWit2x中止を受け、冬には急激かつ大型のバブルが発生します(ニュースてんこもり)

個人投資家としての私は、UASF発動、またはSegWit有効化でUASF回避、さらにUAHFによる混乱で、2017年前半からの割高な相場が下落に転じると予想。モメンタムを失ったビットコインの安値を狙おうと虎視眈々でした。そして開発者、マイナー、ユーザーの綱引きが収まらない限り、ビットコインは投資対象としてリスクが高すぎると感じていました(三国志ですか)

コミュニティの分裂でビットコインが値を崩せば、ボロ株の如きコピーコインはいずれ消え、ドットコム株まがいの新規コインは泡に帰すと予想しましたが、市場は逆方向のブル相場に突入します(逆神降臨すな)

数千種類のコインが同時に上がっていくアルトバブルを目の前に、私は圧倒的史上最高値更新中のビットコイン購入をためらいました。ビットコインキャッシュとのハッシュパワー抗争、SegWit2xハードフォークの先行き不透明感から、ここは様子見と動きませんでした(馬鹿よあなた)

しかし、BCHとのハッシュウォーが収束を迎え、SegWit2x無期延期を市場は歓迎。開発者陣営と大手マイナー&取引所陣営の公開綱引きが幕を下ろします。日本ではCoincheckの出川哲朗CMが流され大規模なマーケティング開始に至り、ようやく「ビットコインは混乱期を脱した。私でもリスク取れる。」と判断。遅きに失する参入を決めました(ヤバイよヤバイよ)

2017年12月。仮想通貨の大ブームと重なる形でビットコインを初購入。価格は180万円くらいでした。数日後、250万円前後を頂点にバブル崩壊、年単位の冬相場を迎えます(無常)

「出川組」と呼ばれるこの世代は、いきなりの激しい新人研修相場で、ほとんどの新卒が消え去り、生き残りは猛者ばかり(煉)

私はかなり反省しました。株式市場の好調に引きずられ、チャンスを活かせず、真面目にビットコインを学ぶことを怠り、投資を後回しにした代償です。

参入のマーケットタイミングも悪く、ボラの大きさに賭けて安値を待った行為も愚策です。結局2017年前半の価格水準に戻ることは二度とありませんでした。株の経験を生かし、素直に市場にインして留まれば良かった。HODL最強。

仮想通貨バブルとその崩壊を実体験し、やっと学習意欲に火がついた私は、関連書籍やサイトを読み漁りました。当時、BCHやETHやXRPを推す記事がたくさんあり、ビットコインは性能の劣る旧式、もう伸びしろがないという言説が溢れていました。上昇相場中はビットコインドミナンスが低下。アルトインデックスがハイパフォーマンスで、銘柄分散するのが安全との分析も読みました。

そのため、参入初期はスマコンチェーンETHと共存の可能性もあるのかなと思っていました。しかし、詐欺的プロダクトのプラットフォームという側面を知り、ビットコインのように多くの資産を預ける気にはならず、アルト上昇時のポジポジ病予防ワクチンとして少額保有だけに留めました。

学んだ結果「アルトコインは魅惑的な言葉で誘って来るよね。でも本性は上場ゴール狙いのIPOをポエムマシマシにしたスキャム。ビットコイン進化版を標榜しながら中央集権機能搭載は草。発行上限限界突破オプションまで付いたフィアット劣化版の再発明。不変の価値を持ち最後に生き残るのはビットコインだお」という結論に至ります。

ノイジーすぎる仮想通貨情報の海において、ビットコイナーのTOXIC発言に真実を見出したからこその結論でした。

たった6年間ですが振り返ってみると、反省会はじめ、ビットコイナーの情報発信の貴重さと尊さに気付かされました!なんだか改めて感謝の気持ちで一杯になりますね。これからも応援していきます!

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