ワールド・ノマド・ゲームズとコクボル

ワールド・ノマド・ゲームズとコクボル

東京五輪は残念ながら2020年には開催されませんでしたね。ところで近代オリンピックはギリシャの古代オリンピックを元にしているとされますが、西欧以外にもスポーツ・競技会の体系というのは存在します。2年おきに開催されるワールド・ノマド・ゲームズがその例です。

Wikipediaを読んでも何も分からないのでビットコイナーのkumiさんが書いたこのブログを読みましょう。

遊牧民のオリンピック『ワールドノマドゲーム(World Nomad Games)』、キルギスで2016年に観戦の様子 https://jp.kumi-log.com/kyrgyzstan/cholpon-ata/world-nomad-games-2016/

残念ながらトルコで行われるはずだったワールド・ノマド・ゲームズ2020もコロナウイルスのせいで開催されませんでした。しかし、YouTubeで過去の試合の様子を見ることは出来ます。今回は特に自分が面白いと思ったブズカシ(コクボル)について解説します。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%82%BA%E3%82%AB%E3%82%B7

コクボルというのはヤギの死体をボールの代わりにして取り合うキルギスタンの伝統ゲームです。

この動画はワールド・ノマド・ゲームズとコクボルの選手の様子を描いています。最初は市場で競技用のヤギを買うところから始まります。元はスポーツではなく戦闘用の訓練だったというのが騎馬民族らしいですね。

ルールはよく分からないんですがホッケーみたいな感じらしい。両チーム12人で4人ずつフィールドに出てヤギを奪い合いお互いのゴールに入れて点を入れ、多く得点した方が勝つそうです。

最後はちゃんと競技で使ったヤギを消費しています。柔らかくて食べやすそう。

ワールド・ノマド・ゲームズはプレイされる競技の種類が増加している(14→23→37)ので探せば他にも面白い文化を発掘できそうな気がしています。特にトグズ・​コルゴール( https://en.wikipedia.org/wiki/Toguz_korgool )の存在は驚きでした。マンカラは西アフリカ周辺のマインドスポーツだと思っていたのが、実はユーラシアの中央部にまで伝わっていたとは。

https://pt-br.facebook.com/606414486101083/posts/699526923456505/

話が無限に脱線しそうなのでこの辺にしておきます。日本にも流鏑馬とかあるし、騎兵文化があると言えなくもないのでいつか日本でも開催してくれると良いですね。終わり

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