Umbrelサーバーを冷やす
この記事をクリックした皆さんはきっとUmbrelのサーバーをラズベリーパイかなんかで動かしているかと思います。
皆さんはサーバーを冷やしていますか?私は冷やしていませんでした。
ある日、下駄箱にデプロイしていたサーバーの様子を見てみると、とんでもない高温になっていました。まるで炎天下で放置された石のようでした。
私のサーバーにはファンが付いていないので、夏の影響もあってどんどん熱が上がったのでしょう。かわいそうです。
熱ければ冷やせば良い。冷やすには風。風といえば扇風機。扇風機といえば、そう、最近キッズ達がみんな持っているこれです。
ハンディファンです。これを使います。Amazonで数千円で買えます。安いやつだと1000円とかです。
ハンディファンから生まれる風をサーバーとSSDに当てて冷やしましょう。
インストール
Umbrelサーバーへは同じネットワーク内から簡単に入れます。
ssh umbrel@umbrel.local
CPUの温度を調べるlm-sensorsをインストールします
sudo apt install lm-sensors
あとは "sensors" コマンドで温度が出力されます。
ハンディファン導入前
umbrel@umbrel:~ $ sensors
cpu_thermal-virtual-0
Adapter: Virtual device
temp1: +82.8°C
82.8度
ハンディファン導入後
umbrel@umbrel:~ $ sensors
cpu_thermal-virtual-0
Adapter: Virtual device
temp1: +74.5°C
74.5度
いい感じに温度が下がりました。ハンディファン導入前の82度だとUmbrelのweb管理画面でも「温度が高いよ」という警告が出ます。ファン導入後はこの警告も消えました。素晴らしいですね。
皆さんもUmbrelサーバーを冷やしてあげましょう。