MMT(現代貨幣理論)とは?

MMT(現代貨幣理論)とは?



最近、巷で聞くMMTとは何か?「日本の未来を考える勉強会」ーよくわかるMMT(現代貨幣理論)解説ー平成31年4月22日 講師:評論家 中野 剛志氏の動画を拝聴したので、以下に纏めてみました。



MMTとは

現代貨幣理論の略で、「財政赤字では国は破綻しない」と説き、日本などの主要国は巨額の債務を抱えているがインフラや医療保険などに財政資金を投入すべきとの考えを支持する理論のこと。

では、財政赤字でも破綻の心配がないのに、なぜ税金を取る必要があるのか?

通貨に「納税義務の解消手段」という”価値”が生まれるから。

1万円札を持っていて、1万円相当の税を払いなさいと言われた場合、米や酒などで納税するのではなく、その紙切れ(紙幣)で納税が可能となる。

租税は、財源確保の手段ではなく、経済を調整する手段だから。



MMTに対する批判

①財政赤字の拡大は、インフレを招く!
反論 はい、その通り。これはMMT支持者も同意している。 ていうかそれって、デフレ脱却には財政赤字の拡大が効くって認めてるよね?

②財政赤字の拡大は、民間貯蓄の不足を招き、金利を高騰させる!
反論 根本的な事実誤認。財政赤字の拡大で、民間貯蓄の不足を招くことはあり得ない。 これを理解するには、信用創造による「貸出し→預金」を理解していれば分かるはず。

学校や参考書では「預金から貸出しをして信用創造される」と言われるが、これは逆!「貸出しをすることで預金ができる」のが本当の信用創造の仕組み(詳細記事はココを参照)。

したがって、政府の財政支出(貸出し)が民間貯蓄(預金)を生む。よって、財政赤字が、民間貯蓄不足になることはあり得ない。

※ただし、政府は民間銀行にではなく、日銀にしか口座がない(日銀当座預金)ので、実際のオペレーションは以下の図のようになる。



以上のことからMMT批判者や主要諸国はデフレ脱却したいのに、なんで高インフレになることを心配しているの?拒食症で栄養失調となっているのに、食べることを進めると太るから嫌だといっているのと同じことじゃね?

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お金は経済行為・貯蓄の尺度を計る定規なので、それを意のままに変化させていると、必ず後悔するしっぺ返しが来ます。