バイクのお話
今回は、Desmosedici RRのお話…。(場違い)
バイクに馴染みがない人にはピンとこないですが、
バイクレースを見ていたり、レーサータイプのバイクに興味がある人は、「オッ」ってなるかもしれません。
2007年、イタリアが誇るバイクメーカーDUCATIがMotoGPで活躍した"Desmosedici GP5"をベースに市販したバイク、それが、"Desmosedici RR"です。
何が凄いのか…
バイクのレースの最高峰、MotoGPで実際に走っていたレーサーバイクを殆どそのまま市販したモデルであること。
市販バイクでも、レースで実際走っているものが市販されているものは沢山あります。
私のバイクもそれ系のバイクで、WSBK(ワールドスーパーバイク選手権)に出ていたモデルで、身近には鈴鹿8時間耐久レースなんかでも出場しています。
私のバイク
鈴鹿8時間耐久レースのバイク
しかし、MotoGPは別格。
車でたとえると、F1のクラスにあたります。
レース用に開発にされ、フレームからエンジンから、全てが競技用に設計、開発されたものです。
よって、市販バイクとはいえ、値段も普通ではありません。
私のはせいぜい200〜300万程度に対し、50000€。当時の価格で900万にもなります!
世界で1500台しか製造されず、
特注のホイールは前後で200万!
ホイールだけですよ…⁈
各部に軽量パーツが採用されて、乾燥重量170kg。
下手にスロットルをあけようもんなら、フロントアップして300キロオーバーでぶっとんでしまうでしょう…。
5年後に出た私のモデルよりも低排気量かつ、高回転でトルクも出る、まさに、怪物です。
正直、乗りやすさなら、私のバイクのような量産型の方が遥かに楽チンです。
しかし、実際にMotoGPで走ったモデル…
センターアップの独特なデザインのマフラーから繰り出されるエキゾースト、16個のバルブとducati特有の強制開閉のバルブ(セディッチは16という意味)をもち、L型2気筒のDUCATIの概念を打ち破るV型4気筒の990ccのエンジン…
MotoGPとほぼ変わらないエクステリア…。
乗りやすさなんて全く考えてない、、これぞ、夢のバイクなのです。
一応、日本では、ホンダがMotoGPでマルケスが乗る、rc213vを市販で出しましたが、コレは2000万以上!しかし、少しデザインが残念でした…。
で、今回なんと…
友人が"Desmosedici RR"をお買い上げされることになりました…。
ヤバイです、、自分のことのように興奮してしまいます!
だって奥さん、、あのデスモセディッチですよ!?
電気で動く車がコレからの主流…
でも、やっぱ、マシンはこうでなくっちゃ!
うるさくて、扱いにくいぐらいがちょうど良い!!
メカニカルノイズでガチャガチャしてて、ホントたまらんのです!
とにかく、楽しみです!!