Jadeでダイスを使ったシードフレーズ生成を試してみた

Jadeでダイスを使ったシードフレーズ生成を試してみた

6面の普通のダイスの場合、1回のエントロピーはlog2(6)=2.5849625…になるから、24単語のシードフレーズ(256ビット)を生成しようと思うと100回も振らないといけない。

Coldcardは持ってないし、紙とペンで作るのはさすがにめんどくさそうと思って今までやったことがなかったんだけど、このたびJadeでダイスを使ったシードフレーズ生成に挑戦してみた。

16面ダイス×2+8面ダイスで3つのダイスを用意する必要がある代わりに、23回のダイスロールで済むので6面ダイス100回に比べるとめんどくさくないのが嬉しいポイント。6面ダイスでもたくさんダイスを用意して一気に転がしたら手間はそこまで変わらないのかもしれないけど…

1回のダイスロールは16×16×8=2048通りで2048単語のリストと対応していて、23回のダイスロールで作った23単語をJadeに入力すると、最後の24単語目の候補がいくつか出てくるから好きなのを選んで完成した。

用意した16面ダイスと8面ダイスの偏りが問題ないのかはよくわからないけれど、よく言われるハードウェアウォレットの乱数発生器に問題があったら…という心配はしなくていいし、自分でシードフレーズを生成してみるのはお手軽な割にとても満足感があった。

あと、ビットコインのシードフレーズだけじゃなくて普通に自作パスワード生成にも使えるのも良さそう。なんでも自作してみると愛着湧くものだなと思った。

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記事を書いた人

2020年参入組のにわか、非ビットコイナー、弱小株式投資家

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