山奥の温泉宿の湯治で体を整えつつ、翌日は地ビールをかき込む不届者 part2

山奥の温泉宿の湯治で体を整えつつ、翌日は地ビールをかき込む不届者 part2

年末の宿籠りの続き。

部屋に籠って本を読んだ後は食事で癒される。懐石でなく、一汁四菜で体を整える。ここにも手書き、人の存在を感じる。

鮎も追加してしまった。肉も皮も内臓も喰らう。

YAM

高野豆腐の揚げびたし。じゅわっと沁みる。

手紙だけの静かなコミュニケーションで伝わるものがある。

魚のオブジェクトにお洒落を感じて。

火の焚かれた囲炉裏を囲んでみたい。

肌触りのある自然観にも思う。

ここは自在館

手作業のテクスチャが山ほどある。

もうひと作業したのちの、温泉タイム。貸し切り露天風呂へGo。

たまらん雪見風呂。

この後頭に雪を乗せてやった。

先人の知恵をお借りして考える。

そして朝食へ。

魚沼の米。

塩気。

大粒の納豆。

そしてまた温泉へGo。大浴場二種類、貸し切り風呂と種類があるので楽しい。

冷えた空気と光が差し込む。

坑道のような道を抜ける冒険感。

天気に勝った。

穏やかなロビーに陽光が差し込む。

オールドレンズの微睡みが、時間感覚を忘れさせる空間と溶け合う。

時間が止まっている。SNS・人との繋がりから離れるひと時。

沢山の人の安らぎと思案があったんだろう。

鞠と玉ボケ。

陽に溶ける雪が煌めく。

栃尾又温泉自在館

雪をかぶっても健気な電柱の愛らしさ。

インフラを支える人々への静かな感謝。

碁盤を挟んで積み重ねられた集中に思いをはせてみる。

昨日は雪で見えなかった風景。

陽の反射が雪のテクスチャを鮮明にする。

そして十日町へ。

カツカレーを食う(湯治とは何だったのか)

このクラフトビールが飲みたかった!!!!うめえ!!!!!(湯治とは何だったのか)

君らはここから生まれているんだねぇ

ここは「醸燻酒類研究所 ジョークン」 共同創業者のお一人は東大でヒューマンコンピュータインタラクション研究の助教をされていた方。今もビール作りながら研究されているという面白い経歴の方。

地元の方と談笑しながら、飲みごたえのたっぷりのうまみのクラフトビールに唸る。

新潟の地で、少し深い考えに潜りながら、人の支える地域性や民藝、食を感じ、身体を精神を回復させる旅。


栃尾又温泉「自在館」
https://www.jizaikan.jp/

醸燻酒類研究所
https://www.jokun-brewing.work/

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