ビットコイン開発の裏側で何が?

ビットコイン開発の裏側で何が?

みなさん、こんにちは。

今日はビットコイン開発の核心部、ビットコインコア(Bitcoin Core)の裏側で起きているという、少し驚きの hodlonaut 氏による調査結果について、NotebookLMによる要約をご紹介します。

元の記事は4部あるようで、現在2部まで公開されています。
The Network: https://www.citadel21.com/the-network (Mar. 27th, 2026)
The Lever: https://www.citadel21.com/the-lever (April 29th, 2026)

ビットコインは「非中央集権」が理想ですが、実は2018年ごろから特定のネットワークによる「非公式な権力の集中」が進んでいたのではないか、という指摘があるんです。今回の調査(「The Network」と「The Lever」)から見えてきた、その舞台裏をのぞいてみましょう。

1. 開発者を生み出す「エリート・パイプライン」

ビットコイン開発の世界には、特定の組織による強力な教育・資金提供の仕組みが存在しています。

  • Chaincode Labs: ここは開発者の「供給機関」のような存在で、レジデンシー(研修)プログラムを通じて多くの主要開発者を輩出しています。ただ、誰でも入れるわけではなく、内部のネットワークを知っていることが重要視されることもあるようです。
  • Brink: 開発者に資金を提供する中心的な組織です。2025年には、Brinkが支援する開発者一人(fanquake氏)が、全変更件数の56%をマージ(承認)するまでになっています。
  • Bitcoin Optech: 技術情報の提供や交流会を行っていますが、実はBrinkと同じ投資家たちから資金提供を受けており、教育から資金までが一本の線でつながっています。

2. 「プロのオフィス文化」への変化

かつてのビットコイン開発は、一匹狼のサイファーパンクたちが支えていましたが、最近はニューヨークやロンドンなどの大都市を拠点とする「プロのオフィス文化」へと変わりつつあります。 例えば、研修で導入された「Feelings Friday(感情の金曜日)」という感情を共有するセッションなど、企業のような慣習も持ち込まれています。また、特定の若手開発者が熱心にスカウトされ、異例のスピードでリーダー(メンテナー)に抜擢される一方で、昔ながらの独立系開発者との間に溝が生まれているようです。

3. 「レバー(てこ)」を使った排除の仕組み

ネットワークの意向に沿わない意見を持つ人には、「レバー」と呼ばれる静かな排除のメカニズムが働くことがあります。

  • 社会的信用の取り消し: 激しい衝突ではなく、静かに無視したり、リソースを回さないようにしたりすることで、発言力を削いでいく手法です。
  • ベテランの疎外: 10年以上貢献してきたLuke Dashjr氏や、トップクラスの貢献を誇るJon Atack氏、P2P技術の専門家Vasil Dimov氏らが、ネットワーク側と意見が対立した後に、活動の場を失ったり、重要な役職から遠ざけられたりといった経験をしています。

4. 言論をコントロールする「盾」

こうした動きを批判する人々に対しては、特定の「言葉」が盾として使われます。

  • 「搾取的(Extractive)」: 開発に貢献せずに文句だけを言うユーザーを「搾取的」と呼び、その批判を正当なものではないとして退けるロジックが使われました。
  • DEI(多様性・公平性・包含性): ネットワーク側の採用を「多様性の推進」としてアピールすることで、彼らへの技術的な批判を「多様性への反対」であるかのように見せ、批判しにくい空気を作ったという指摘もあります。

おわりに

調査は、ビットコインが防ごうとしていた「組織による支配(占拠)」が、皮肉にも非公式な形で再現されているのではないか、と警鐘を鳴らしています。

技術的な実力主義(メリットクラシー)から、人間関係や資金源に依存した「お友達の輪」へ。私たちが信じているビットコインの「信頼を必要としない」精神が、今まさに試されているのかもしれません。

*** 要約はここまで ***

みなさんは、この現状をどう感じましたか?続編が公開されましたら、またこちらでまとめ記事をご紹介したいと思います。

元記事は、個人的な意見が強く反映されている内容だと思いますが、一方で、ここで登場する組織や団体、女性開発者の仕事を高く評価しているビットコイナーや、長年関わってきたコアエンジニアも多くいます。

ただ、オープンソースプロジェクトであっても、誰が開発資金を出しているかによって、プロジェクトの性質が変わってしまう可能性があるのも事実ですよね。

個人的には、女性技術者にももっと活躍してほしいと思っています。でももし、資金提供者が将来一部の人に利益をもたらす意図をビットコインコアに反映させようとして、言うことを聞きそうな女性や若いエンジニアをリクルートして送り込むようなことがあれば、問題だと思います。本来、個人の自由や権利、平等性を守ろうとしてきたコアエンジニアが軽視されるようなことがあれば、なおさらです。

1.5兆ドル以上の価値を支えているビットコインネットワークの健全性を保ち、これからも成長していくためには、資金提供者の分散性や中立性が欠かせません。ビットコインが大きくなればなるほど、これを保つのは難しくなるのかもしれませんね。だからこそ、ビットコイン支持者がビットコインコアや開発の状況に関心を持ち続けることが大切だと思います。

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