自己管理の魅力はなかなか伝わらない

自己管理の魅力はなかなか伝わらない

私はもともと前回の半減期後の上昇で利確するつもりだったんだけど、自己管理を始めたらビットコインのことが好きになっていってそれからずっと保有し続けているっていう話を書いた。

シードフレーズさえあれば誰の許可を得ることもなく自分の資産をどこにでも持っていけて好きに使うことができる、頭のなかでなんとなく分かったつもりになっていたときにはあまり理解できていなかったんだけど、実際に試してみたらその凄さを実感して誰かに布教したくなったのを覚えてる。

でも自分の資産を自分で管理できるっていうところに魅力を感じない人って案外と多くて、一人だけ仲の良い友達に布教を試みたことがあったんだけど、そもそもシードフレーズなくしたら永久に取り出せないっていうところがなかなか受け入れにくいみたいだった。

その友達は投資自体は積極的なんだけど、証券会社に預けてる株式とは違ってビットコインはアクセスできなくなっても誰も助けてくれないのは不安に感じるらしい。24単語がたまたま他人と同じになったらどうするの?みたいな話は説明したら理解してもらえたけれど、完全な自由と自己責任は合う人と合わない人がいるように感じた。

証券会社はたしかにパスワードとか2FAがなくなってログインできなくなっても多少めんどくさくても何とでもなるし、取引所に預けてるビットコインに比べると証券会社に預けてる株式が返ってこなくなるリスクは無視できるほど小さい。

万一不正アクセスされたとしても保有株式を売却したあとに本人名義の銀行口座に出金してそこから引き出すまでが長くて難易度が高いから、あまり盗まれたみたいな話は聞かない。最近まではパスワードも弱くて2FAもないみたいなところも多かった気がするけど、それでもそこまで大きな問題にはなってなかったみたいだし。

自国政府が信用できるなら証券会社に預けてる株式はとても安全なものに思えるはずで、株式投資しててビットコインに興味がある人でもETFが買えるようになったらゴールドETFをPFに入れるみたいなノリでちょっとだけ買ってみようかなあみたいな雰囲気の人が多い気がする。(ゴールドも地金よりはETFのほうが圧倒的に好まれてるイメージ。地金は物理的な実体があって管理が大変だから仕方ないだろうけど。)

高齢寄りの人だと自宅にタンス預金してる人も結構多かったりするから、むしろ年齢層高めのほうが親和性高かったりするのかな。でもあれは紙幣を信用してるんだろうからビットコインとはやっぱり合わないか。

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2020年参入組のにわか、非ビットコイナー、弱小株式投資家

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