ホリエモンと餃子店にみたリスクヘッジの話

ホリエモンと餃子店にみたリスクヘッジの話

「堀江貴文」がTwitterのトレンド入りしてたので飛んでみたら、また餃子店の話だったので、それ系の情報を見ながら思った話デス。

この一連のイザコザ、結論から言うと損をしたのはお店側のように思います。
ホリエモンサイド的には、TwitterなどSNSにクソリプが飛んでくる程度で平常運転といえば平常運転でしょうw
(昨今クソリプに端を発するとされる自殺者も出ているので軽く見るべきではないですが)

しかし、お店側は、この件に便乗した叩きたいマンのイタ電や嫌がらせでお店を休業する事態にまで発展しているようです。
この件を機に、応援メッセージなども多数来ているようですが、人間心理としては、応援と叩きが同じパワーなら応援より、やはりクソリプや嫌がらせのほうがダメージは大きいと思います。

ここで、餃子店は今回の件を回避することは不可能だったのかを考えてみます。
結果論ですが、お店側はマスク未装着の場合の入店を禁止していたようですが、それならばお店側で簡易マスクなりを用意したほうがよかったのかもしれません。

私のよく行く飲食系のお店で、マスクをせずに来店した客用に手製の簡易マスク(紙ナプキンに輪ゴムをつけたもの)を配布しているところがありました。
(手製の是非はこの際度外視です)
お店側もせっかく来てくれた客を門前払いにはしたくないはずで自慢の餃子を食べて行ってもらいたいはずです。
このひと手間を惜しんだ(気づけなかった)ために全国レベルのイザコザに発展してしまい、(少しの期間らしいですが)休業するまでになってしまったのは残念ですね。

この餃子店が悪いという事ではなく、あくまで結果論として。

ここから、ホリエモン&餃子店の話を切り離します。
この話のキモは良し悪しはどうあれ、お店が結果的に損失を被ったという事実です

たとえば、歩行者側が青信号で横断歩道を渡っていて信号無視してきたクルマが横から突っ込んできたとします。
100%クルマが悪です。
歩行者はわたる前にクルマが突っ込んでくるのを確認できていたけど、しなかったために事故に合い、半身不随になったとします。
多額のお金で補償されても事故前の完全体は戻ってきません。
こちらが100%善だとしても取り返しのつかない損失を被るわけです。

ちょっと極論過ぎますが、要するにリスクヘッジは周到にしておくに越したことはないという事をあらためて感じた事案でした。
裁判だ何だとやっても確実に消耗疲弊します。
そうならないために準備をしておく。
今回の場合ですと、マスク未着用を入店禁止にするなら何か代替案を用意するなど。
つまり、入店禁止にしたことによるリスクを予測し、回避策を準備しておくという事です。

もうひとつ本題と関係ないですが、マスク着用は飲食店入店時に必要なのかという議論もありますよね。
カウンターしかないような狭いラーメン店などはわかりますが、一般的な広さの飲食店で入店時のマスク着用は意味があるのか気になるところです。

世の中には準備していても防げないリスクもありますが、防げるリスクなら防ぎたいものです。

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