【メンバーインタビュー②】男性リサーチャーの育児休業奮闘記

【メンバーインタビュー②】男性リサーチャーの育児休業奮闘記

家庭を持つ人間にとって、子どもの誕生はビッグイベント。
できれば自分も参加したいけど、男性の育児休業取得なんて本当にできるの?

今回の記事では、男性の育児休業を取得し働き方を進化させながらHashHubでリサーチャーとして輝く、リサーチチームのM.Y.さんにお話を伺いました。 

敏腕リサーチャーの顔とは一味違う「初めてのお子さんを迎えた一人の人」としてのお話も印象的です。

HashHubにおけるリサーチャーとは?
仮想通貨やブロックチェーン技術に関する専門的な調査を行い、業界の最新トレンドや情報を収集・分析。その知見を広く共有することで、業界全体の知識と理解を向上させる役割を担う。

【育児休業取得の経緯】

aco👩🎤)
まずは、お子さんの誕生、おめでとうございます!
お子さんは現在3か月とちょっとですか。M.Y.さんはリモート勤務されていると思いますが、お家に赤ちゃんがいる生活はいかがですか?

M.Y.)
ありがとうございます。
いやー、大変ですね。ずっと大変です。
かわいいですけど、大変ですね。

aco👩🎤)
わかります。かわいいだけではすまされないですもんね。。。
M.Yさんは、お子さんを迎えるにあたって二度に分けて育児休業をとられたとお聞きしていますが。

M.Y.)
そうなんです。
予定日を過ぎてもなかなか生まれる兆候がなくて、妻の不安がどんどん大きくなって精神的にもかなり辛そうでした。初めての出産だったので、生まれるまではそばについていてあげたいなと思いまして。

aco👩🎤)
そうでしたか。初めてのご出産となれば不安もひとしおだったでしょうね。
それで、1回目の育児休業を検討されたんですね?

M.Y.)
はい。そもそも、そういうことが可能かどうかわからなかったので、企業推進室の室長に相談しました。で、できますよということで、チームのメンバーに事情を話して、数日間お休みしました。 

インタビューに答えるM.Y.さん

【育児休業を申し出るにあたって】 

aco👩🎤)
企業推進室長やチームメンバーに対して言いづらさはなかったですか?

M.Y.)
それはなかったですね。
男性育児休業の取得者の前例が既にありましたし室長自らも過去に取得されていたので、そこは悩むことなくすんなり話せました。

男性の育児休業を推進する社会的な風潮もありますし。

aco👩🎤)
HashHubは企業推進室長自らが旗振り役となって取得されていますよね。

所属する組織内において現実味のある選択肢でなければ、やはり育児休業は言い出しにくいですから、その点では取りやすい環境かもしれませんね。

M.Y.)
HashHubが「スーパーフレックス制度」を導入している点も大きいと思います。

それにより稼働する時間をある程度自分でコントロールできるので、結果、自分の仕事量もコントロールできる。

休む以上は他のメンバーに負担をかけてしまうことは避けられませんが、その負担を自分の工夫である程度軽くすることができれば、育児休業も言い出しやすいかもしれません。

aco👩🎤)
育児休業取得を言い出しやすい社内環境と、仕事をある程度自分でコントロールできる働き方、この2点は大きそうですね。

 M.Y.)
そうですね。

【育児休業中~仕事について~】

aco👩🎤)
2回目の育児休業は、奥様が里帰りから戻られてからの約1か月間でしたよね?

M.Y.)
はい。産後、妻は近くの実家に里帰りしました。僕は、通常の業務が終わってから夜だけ通いで育児参加という形をとって、その間は育児休業を取りませんでした。
で、妻が里帰りから帰ってきたタイミングで2回目の育児休業を取りました。

aco👩🎤)
育児休業中の仕事はどうされていましたか?やはり他のメンバーに仕事をお願いせざるを得ない状況もあったと思いますが。

M.Y.)
どうしてもお願いしなくてはならないものは、他のメンバーにお願いしました。
ただ、妻が里帰りしている1か月間は一人の時間を持てたので、その間に色々と仕事の調整をしました。

前倒しできるものは極力前倒しして行い、自分の日常業務において効率化できるところは徹底的に効率化しました。場合によってはプログラムを組んで自動化したりして。

aco👩🎤)
通常のリサーチ業務をやりながらですよね!?大変だったのではないですか?

 M.Y.)
家に子供がいる生活が始まったらもっと大変になると思ったので、そこは頑張りました。業務を代わってもらうメンバーにも極力負担をかけないようにしたかったですし、未来の自分の為にも頑張った感じですね。

aco👩🎤)
実際に2度目の育児休業に入られた時はどうでしたか?

M.Y.)
この時に準備しておいてよかったです。育児休業中に仕事をすることもありましたが、事前に準備しておいたおかげで短い稼働時間にとどまり、育児に専念できました。仕事面でのストレスはなかったですね。

息抜きには愛猫とあそぶことも

【育児休業中~赤ちゃんが生活に加わるということ~】

 aco👩🎤)
さて、2回目の育児休業で初めてお子さんとの生活がスタートするわけですが、どうでしたか?

 M.Y.)
・・・辛い。というか、いまも続いていますけど、、、辛いですね。
やっぱり一番しんどいのは、夜ですね。

僕は、眠るのがすごく好きなんです。人生の中で一番好きな行為かもしれません。

この「眠る」という行為が、人生で初めて制御不可能な状態にさせられている。

辛いです・・・。

 aco👩🎤)
わかります(笑。眠れないのは、本当にきつい。

 M.Y.)
新生児の頃って2~3時間おきに子供が起きるじゃないですか?
これが毎日続いて、しかもそれがいつまで続くかわからない。

なんとかコントロールできないものかと、ねんねトレーニングをやってみたけど、こんなのできないってなって、結局抱っこしないと寝ないし、、、。

自分の人生において、今までは一日を自分の好きなように過ごせていたんだな、と初めて気づきました。

育児休業中は一日のうちほとんどが子供ですから。

 aco👩🎤)
奥様の里帰り中の「通いの育児期間」に、少し慣れたという感じはないですか?

M.Y.)
いやー、、、「通い」と「一緒に一日過ごす」のは全然違うということを知った2か月目でした(笑。。
通いの時は、理想のイクメンをやってるだけで現実は全然知らない状態。

この写真はイメージです

【育児休業を取得する意味】

aco👩🎤)
今はまだ振り返るどころではないかもしれませんが、育児休業を取得してよかった点はありますか?

M.Y.)
う~ん、、、妻の仕事量がわかった点でしょうか。

育児休業って何のために取るのかなってたまに思うんですけど、、、。


身近な、今作っている「家族」という環境を平和にしたいと思った時に、妻との関係を良好にする必要があります。育児休業はそのために取るべきなのではないか、と思うに至りました。


この一か月間、短い期間ではあったけど妻にはどういうしんどさがあって、どういう仕事をしなきゃいけないのかを体験することができました。

同じ経験を共有したことでお互いを推量できるようになって、譲り合うえるようになった気がするんです。結果、言い合いも減ったし(笑。

 それから、子供が生まれたことで育児にばかり目が行くけど、妻にしてみればこれまでやってきた「家事」というベースの上に「育児」が乗っかっちゃっている状態です。

自分は、これまでやっていた皿洗い程度の家事にプラスの家事が乗っただけでもすごくきついと感じました。一日の仕事量が増えるわけなので。

自分でさえそうなのだから、これを妻一人で抱えたらパンクしちゃうのは当たり前ですよね。

aco👩🎤)
なんと、嬉しい視点!
育児休業を取得して「新生児を迎える」という経験を奥様と共有できたからこその、実感のこもった言葉ですね。

M.Y.)
そうですね、、、。これは、体験しないと分からない辛さかもしれません。
僕自身も、そうでしたし。 

育児休業を通して妻の仕事量を知りました

【復帰後の仕事について】 

aco👩🎤)
復帰後に仕事への取り組みで変わった点はありますか?

M.Y.)
それはもう様々な点で変わりましたね。変えざるを得ない。

僕、かなり朝方で、朝5時から勤務開始したりしてたのですがそこはできなくなりました。現時点では開始時間が後ろ倒しになることが多いです。

aco👩🎤)
子供のぐずり、オムツ替、授乳、睡眠を繰り返しているうちに朝になったりしますしね、、、。

パフォーマンスに関してはどうですか?

M.Y.)
今までと同じやり方をしていたら、無理です。

今までは8時間通しで夢中になってレポート書くなんてこともできたけど、それはもうできないっていうのがわかっているので、やり方を変えないといけないと思っています。 

aco👩🎤)
ききたいです!どんな風に変えていますか?

M.Y.)
基本的に、細切れにしてもその仕事ができるようなスタイルに変えていっています。そこは自分の働き方を変えるしかない。 

aco👩🎤)
すごいっ!どんどん進化していますね。

子供がぐずれば抱っこでPCに向かうことも

【これから新しい家族を迎える方へ】 

M.Y.)
色んな労働環境があるので、本当に取れない、取りづらいという人もいると思うのですが、夫婦関係をよくするためにも取れる人にはとってほしいと思います。 

aco👩🎤)
支えてくれる他のメンバーへの配慮も大切にしたいですよね。 

M.Y.)
そうですね。自分が不在の間の仕事をお願いする場合は、極力その仕事量を減らす努力をしたいですね。 

aco👩🎤)
最後に、M.Y.さんに質問です。

今後HashHubでどのように輝いていきたいですか? 

M.Y.)
おぉ、、、(笑。
僕はビジョンとかあえて持たないタイプで、、、モットーは「頑張りすぎない」ですし。

仕事7割で毎日を楽しく生きたいです。 

aco👩🎤)
いいですね、素敵です、ご家族との時間も大切にして頂きたいですし。

 M.Y.)
その上でですが、業務の中でもデータ分析が好きなので、そこは今後も勉強しながら自分の強みにしていきたいと思っています。

データ分析をすることによって本来だったら総当たりで検討しなければならない事象に、かなり的を絞ったところから効率的にアプローチすることができるんです。


困っていそうな人、しんどそうな人、それが個人であれ法人であれそういう方がいたら、データ分析を用いてその問題解決の一助になれたら、嬉しいですね。

aco👩🎤)
これまでのお話からもとても説得力があります。楽しみです!


お子さんと平和な夜を過ごせるようになるまでにはもう少し時間がかかるかもしれませんが、そこも含めてどうぞ子育てを楽しんでください。


今日は貴重なお話をありがとうございました。

M.Y.)
こちらこそ、ありがとうございました。

育児中の大変な中、丁寧に質問に答えてくださいました。

会社名 株式会社HashHub

設立 2018年4月

株主 SBIグループ 100%

所在地 東京都文京区本郷3–38–1 本郷信徳ビル7階

ウェブサイト https://hashhub.tokyo/

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株式会社HashHub 企業推進室(Corporate Propellant Office)のアカウントです。 企業推進室は、バックオフィスやコーポレートと呼ばれる部門を担当しています。 我々は企業活動を後押し、他のメンバーのエネルギーを推進力に変換するため社内部門です。

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