エルサルバドル・デーに行ってきました②@渋谷Centrum
以下①の記事に引き続き、Bitcoin Tokyo 2024のサイドイベント、エルサルバドル・デーの様子や感想、関連リンクを記載します。
【目次】
①エルサルバドル・コーヒー講座
②エルサルバドル観光案内
③エルサルバドル:ビットコイン前後
④ランチ
⑤エルサルバドル・ボランティア活動報告
⑥エルサルバドルの次世代人材育成
④~⑥を当記事で扱います。⑥は英語で一部通訳付きでした、内容は有料記事の方で。
④ランチ
ランチセッションでは、エルサルバドルのププサというエルサルバドルの国民食をいただきました。説明によると、とうもろこしの生地の中に豚肉、レッドビーンズ、チーズなどの具を入れた円盤状の饅頭に、トマトソースとキャベツメインの酢漬けを合えていただきます。5,380 sats(約500円)のライトニングランチです。
小腹が減った時に良い感じにお腹に溜まり、美味しかったです。エルサルバドルのおやき、といった印象でしょうか。とうもろこし生地の風味はトゥルティーヤを彷彿とさせますが、特段エスニックな味ではなく万人受けする味だなと思いました。
河口湖で10月にお店をオープンするCafé Dinaさんの料理でした。①のカフェテナンゴさんでも米粉版のププサがいただけるようです。
デザートでブディンというシナモン風味のバナナケーキもいただきました。紅茶やコーヒーが合いそうな味です。
⑤エルサルバドル・ボランティア活動報告
上智大学ボランティアサークルGiversによるボランティア活動の紹介とクラウドファンディングの依頼がありました。Giversは以下記事でも書いた、自由が丘ライトニングマルシェで美味しいチョコレートを出展していた団体ですね。
創設者の親がエルサルバドル出身で、日本と比べて貧困が目に見えるエルサルバドルに何かできないかと考えた結果立ち上げたボランティア団体とのこと。
活動目標としては、子供たちが自分の力で貧困から抜け出せるようにツールと機会を与えること、夢のない日本の若者にあたらしい世界を見せて視野を広げること、のようです。
詳細な活動内容は上記参照ですが、実際にエルサルバドルまで赴いて現地の小学生に英語やダンス、日本文化(空手や書道)を教えたり、現地の学校に生活用品や文房具やルーター(回線接続対応も)を寄付したりしているとのこと。
この、「ツールと機会の提供」の中の一つとして、ビットコインの授業も⑥でも登場するCubo+と協力して実施しているようです。活動報告のスライドでは実際にウォレットでライトニング決済を体感してもらう様子も映っていました。何事も理屈より実践ですよね。また、どうしてもお金が欲しいと言ってきた14歳のシングルマザーには、ビットコインを報酬に簡単なアルバイトをしてもらったエピソードも紹介されていました。
もっとも、発表の中でも触れられていたような性教育や更にはGoogleの使い方すら分からないような段階の人も多くいるような国でビットコインを啓蒙するのは、生半可なことではないだろうなあと感じました。
それだけでなく、現地の組織とも協力して、実際に昔ギャングがいた地域をツアーで回ったり、ギャングの落書きを上書きするといった話もありました。もともと世界最悪の治安と言われた国のさらに治安が悪かった地域に足を運ぶのは相当な勇気が必要だっただろうなと思いました。
加えて、奨学金の手続を支援する話もありましたが、これも本当に助かるでしょうね、、洋の東西を問わず奨学金手続は煩雑でしょうし。ちょうど最近、共和党副大統領候補のJ.D.ヴァンス著の「ヒルビリー・エレジー」を読みましたが、本当に貧しい人たちはそもそも自身にも奨学金をもらって大学に行くという選択肢があって、一見高嶺の花に見える大学がどれだけ貧困層により手厚く助成が受けられるのか彼らは知っていないと言います。本当に大事だと思います。
活動報告の最後にクラウドファンディングのお願いがありました。Giversの活動•寄付費用として19,165ドルのファンディングを目指しているようです。sats単位で少額でもビットコインで寄付できるようですので、投げ銭感覚で寄付できますね。
私も少額ですが寄付させていただきました。QRコード(当日のPPT写真)とURLを以下記載します。
【寄付手順】
1. QRコードもしくはURLを開いて、「支援する」をクリックする
2. 任意の支援額を記載して、「チェックアウト」する
3. もしメッセージを付けたければ付けて(任意)、「チェックアウト」する
4. Lightningのインボイスが作成されるので自身のウォレットで読み込み、支払う
自由が丘ライトニングマルシェでも美味しいチョコレートを購入しましたが、サイトを見る限りこのような物販収益も活動資金源のようですね。
以下私の有料記事は無理して課金しなくても良いので、よければこのビットコインの国の未来をより良くすることにビットコインを試しに使ってみてください。(上記の100 satsはあくまでサンプルですので金額はご自由に)
前日までのBitcoin Tokyo 2024にも参画していたせいか、皆さんお疲れの様子に見受けられました。大変お疲れさまでした。