15年前のMacBook AirにUmbrel OSを入れてBitcoin Nodeを運用しようとしてみた
Bitcoin熱の高まり...
最近、Bitcoin熱が再燃し、1年ほど前に、購入して箱を開けていなかったBitaxe(Ultra 204)を開封し、ソロマイニングを開始してみた。
宝くじが当たっていないか、毎日ダッシュボードを見るのが日課になった。
(当たっていた場合にダッシュボードに表示されるのかは、不明)
ソロマイニングの次は、Bitcoin Nodeを運用してみたい機運が高まり、長らく日の目を見ていなかったマシンらを引っ張り出してきた。
我が家には、15年前のMacBook Air 11' in(2010) (ジョブズが伝説のプレゼンで、封筒からMacBook Airを取り出したヤツかと思っていたが、その次のモデルだった)と12年前のiMac 27' in (2013)が長いこと使われず、ホコリを被っていた。
MacBook Air 11' in(2010)
- メモリ4GB(オンボードのため、交換不可、2GBを4GBにオプションでアップグレードできたのだが、当時学生の身だった私は、なけなしの金で4GBを選択していた模様。偉いぞ!自分!)
- バッテリーは膨れ上がってトラックパッドを圧迫、全力で押し込めば、かろうじてクリックができる状態
- SSD(当時は64GBか?)が故障してOS起動できない状態
- CPU: 1.6GHz Intel Core 2 Duoプロセッサ(3MB共有二次キャッシュ)
改めてみると、画面の枠が太い。技術の進歩を感じる。
iMac 27' in (2013)
- メモリ16GB(過去に交換してアップグレードした記憶あり)
- HDD 512GB(使用してると、カタカタ音がして気になる)
- CPU: 3.2GHzクアッドコアIntel Core i5プロセッサ
- OSのアップデートは期限切れで古いOSのまま更新できず
- HDDのため、動作が遅くてYouTube閲覧マシンとしてなんとか稼働していたが、それも限界がきて、3,4年起動していなかった
当時、友人に結婚式のビデオ作成を依頼され、このマシンで仕事の合間に作成したことが思い出される。
マシンの修理
現状のままでは、Umbrel OSの推奨要件を満たさず運用できないので、それぞれパーツを交換して修理した。
Bitcoin Nodeの運用目的であれば、どちらかのマシンだけでいいのだが、やる気がある内に、両方修理してしまった。
MacBook Airは、SSD 1TBに交換、バッテリー 5200mAhに交換。
iMacは、HDDをSSD 1TBに交換。(今思えば、2TBにすれば良かった)
特殊ドバイバーで星型のネジを外して、交換したが、案外簡単だった。
Umbrel OSのインストール・Bitcoin Node運用
Mac OSのままだと、Umbrel OS(1.4)をインストールできないようだったので、一度Ubuntu(24.04) をインストール後、Umbrel OSを入れた。
iMacでは、上記の手順でUmbrel OSを起動できた。
(もしかしたら、MacOSの状態でも、起動USBを挿して、Optionを押しながら起動したら、インストールできたのかもしれない。未確認。)
MacBook Airはマシンの性能なのか、Ubuntuのインストールはできるものの、再起動で固まってしまう現象が起きたため、世界一軽いと評判のLubuntu(24.04)をインストールしてみた。Lubuntuは無事インストールできた。
しかし、MacBook Airの方は、Umbrel OSをフラッシュしたUSBをうまく読み込むことが出来ず、Umbrel OSのインストールは叶わなかった。
iMacの方のUmbrel OS上で、Bitcoin Nodeのアプリをインストール。Nodeを同期させる。
同期には、2日ほどかかった。
Umbrelにアクセスするには、ブラウザベースでのアクセスになるので、iMacの立派な27インチのディスプレイが無駄になってしまうことに、Umbrel OSを入れてから気づいた。
現状で、Bitcoin Nodeが760GB (Umbrel OSと合わせたら、850GB近く)消費するので、SSD 1TBでは心もとないのだが、とりあえず、このまま運用してみる。