
コロナのPCRに関しての豆知識
こんにちは高井と申します。
もうほとぼりも冷めたので(冷めたのか?)物議も醸すこともないだろう、コロナのPCRの話します。
今は種々の測定機器が増えてきましたし、保健所も慣れてきたろうしまぁ問題ないと思って書いてます。
僕は保健所勤務じゃないんで妄想ですが、近い世界に生きてます。
皆さんも薄々感じてるとは思いますが、当初コロナのPCRの検査アテにならなくね?って思いませんでした?
僕はこれには二つ原因があると思ってます。
まず第一に、採取しにくいウイルスであるってこと。ウイルスっても寄生する細胞に好みがあるので、うまくね綿棒でつかないと取れなかったり、量が足りなかったりします、まぁこれはもう仕方がない。最強は気管支鏡とか入れて、取ったら肺に一番近いですからね。よく取れます。
この原因はまぁ納得というかしゃあないです。どの感染症も同じ問題はあります。偽陰性とか偽陽性とか。
で二点目なんですが、、、多分これが厄介なんだと思うんですが、PCR自体の操作・技術が難しいんです。
PCRてちょっと詳しい人は知ってるかもしれませんが、DNAを増幅する技術で、大学生でもその日にできちゃう感じの、まぁ超一般的技術なんです。
あれ、じゃあ簡単なんじゃないの?と思いますよね。
実はこのコロナで使ってるPCR*はリアルタイムPCRといって、DNAではなくRNAからスタートしています。ここが厄介なんです。RNAってめちゃんこ壊れやすくて、ちゃんと慣れてるラボじゃないとはちゃめちゃな結果でたりする様な代物なんです。要はめっちゃ実験自体が難しいんですよね。
これが多分原因の一部をしめてるんじゃないかなーって思ってます。
という妄想。
書いてる記事ありますね。https://radichubu.jp/kibun/contents/id=30379
*コロナ検出マニュアル@国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/images/lab-manual/2019-nCoV20200319.pdf
多分一緒だと思う(バリエーションは増えた)んですが、慣れは大きいと思います!!