こどもたちのほめられたい気持ち

こどもたちのほめられたい気持ち

はじめに

 こどもをしかることとほめること、最近くらべてみるとどちらが多いでしょう。朝からふりかえってみると、こどもが玄関を出るまでしかってばかりいるということだってありそうです。

親の言うことを聞かないのは当事者のこどものせい?小言が口を出るのはなぜでしょう。わたしもふくめておとなの立ち位置からふりかえってみます。

おとなをよく見ている

 だれだってしかられるより、ほめられたいきもちがあると思います。こどもだけでなくおとなもそうです。こどもは、おとなからほめられるととくにうれしそうにします。

いつもほめてもらうチャンスを待っていて、おとなのまねをしてできたらほめてもらいたいことばかりです。おとなに接していると、おとなのすることをよく見ています。まねることからおぼえるともいえそうです。ことばなどはそうですね。

ゆれうごくきもち

そうは言ってもやんちゃな盛り、自分より年上に歯向かってみたくなるときも当然あります。

この裏腹なきもち、おとなのわたしたちでもこどものころをたぐり出してみると、いくつもにがい経験に思い至るでしょう。ほめてもらいたいのにその逆のことばかりしてしまう。こどもだって反省しきりです。

こどもだけで没頭しているときをのぞけば、おとながそばにいるとつねに意識の底におとながいます。ときにはおとなのすることやこころのようすをほぼ的確にとらえていまるようです。

みとめてもらいたい

 なにかおとなができることをこども自身ができたとき、「ほらっ、できたよ。」とふられたとき、ぜひともほめてやってください。こどもなりに「一人前」としてみてとりあげてもらえた、ふりむいてもらえたとまだ頼りない自分から抜け出していく自信につながります。

したがって、適切なタイミングでほめることは大切と考えます。わかりやすくいうと、いのちにかかわることをのぞけば、しかるよりもほめることが優先でいいといえそう。

ほめるときの内容はささいなことでかまわないし、そのかけることばは、「みじかいことば」でじゅうぶんで、たとえば「よくできたね」などです。

こういうと、にこっとします。こどももまんざらではないようです。やはりそのひとことを期待しているのではないでしょうか。

芽をのばすことへ

みとめられてほめられることは、こどもたちにとって、つぎの行動への活力となっていくことはまちがいないです。おとなへのステップを一段ずつのぼっていくということでしょう。

段階を追って少しずつ少しずつ上がっていくものです。ときにはあともどりもあります。そのたびに認められ、自信をつけていく、なんでもそういうものではないかいえそうです。

そうして自信が自主性を生み、リーダーシップや独創性の芽をはぐくむ見、自立へと導いていくのではないでしょうか。

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